【経営者向け】朝礼で話したくなる週刊AIニュース 240318~0324
今週の「経営者が知るべき」AIニュースです
GPTsにアップデートが入り、 GPTsを作成や管理が容易に
ChatGPTで利用できるGPTsに新たなアップデートが加わり、使い勝手が向上。
主な変更点は、編集履歴の確認機能、GPTsの複製機能、共有設定の変更の3つ。
編集履歴機能により、過去のプロンプトを参照できるようになり、間違って変更してしまった場合でも元に戻せる。
複製機能は、既存のGPTsをコピーして新たなバージョンを作成できるため、元のGPTsを修正せずに変更を加えられる。
共有設定の変更はチームプランのユーザーに恩恵があり、柔軟な共有設定が可能になった。
編集履歴機能により、過去のプロンプトを参照できるようになった。
複製機能で、既存のGPTsをコピーして新バージョンが作れるようになった。
共有設定の変更は主にチームプランのユーザーに恩恵がある。
引用・その他参考ポスト
GPT-5は今夏登場?ChatGPTの "大規模アップデート"予想
OpenAIは2024年夏ごろにGPT-5をリリースする可能性が高いとの報道がある。
GPT-5はChatGPTを動かすAI言語モデルの後継版となり、GPT-4を大きく上回る性能が期待されている。
一部の企業顧客にはすでにGPT-5のデモが行われており、「かなり優れている」との評価があった。一方で、OpenAIのCEOは具体的な発売時期については明言を避けている。
GPT-5は現在トレーニング中で、安全性テストを経た後に一般公開される見通し。
GPT-5が実現すれば、言語処理能力が飛躍的に向上し、新たな活用シーンが広がると期待されている。
OpenAIは2024年の夏ごろにGPT-5をリリースする見込みとの情報がある。
一部の企業顧客にはGPT-5のデモが行われ、高い評価を受けている模様。
OpenAIのCEOは具体的な発売時期については慎重な言及に留まっている。
GPT-5はトレーニングと安全性テストを経て、一般公開される見通し。
GPT-5が実現すれば言語処理能力が飛躍的に向上すると期待されている。
ついに「AI面談」が誕生。精度や応答速度も申し分なし
AiApplyという求職活動支援アプリが、AIクローンによる面接代行機能を試験的に実装中だと報じられた。
AIクローンは受け答えや表情の動きも自然で、人間との違和感がないレベルに達している。今後、AI同士がオンライン会議を行うようになれば、人間独自の価値は直接の打ち合わせや会食などに限られてくる可能性がある。
aiApplyは履歴書作成や写真生成など、求職活動に関する様々な機能を提供し、AIを活用して業務を効率化するサービスとして注目を集めている。
AIクローンによる面接代行は、自然な受け答えと表情の動きを実現している。
AI同士のオンライン会議が普及すれば、人間独自の価値は限定的になるかもしれない。
aiApplyは、AIを活用して求職活動における様々な業務を効率化するサービスだ。
出典
AiApply
https://aiapply.co/
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【筆者のひとり言】
この1年で「AIと言えばChatGPT」と言っても過言ではない程普及したChatGPTだが、そんなChatGPTの細かなアップデートと、大型アップデートの予想がされている。
まずは細かなアップデートとして、オリジナルのChatGPTを作ることができる「GPTs」という機能に、バージョン履歴管理機能、GPTsの複製機能、共有設定の変更など、開発や運用する上で、痒いところに手が届く様な、地味でいて嬉しい機能が搭載された。
さらに大きなニュースとしては、現在最新モデルの「GPT-4」から進化した「GPT-5」リリースの可能性が浮上している。
2023年3月14日にGPT-4がリリースされ、その性能の高さが評価され、日本でも注目を集めたが、1周年を記念して、GPT-5が発表されるのではないか、と注目を集めていた。
残念ながらOpenAI社やCEOであるサム・アルトマン(サミュエル・H・アルトマン)から、GPT-5についての言及はされなかったが、レックス・フリッドマンとの最近のポッドキャストインタビューで、GPT-5について尋ねられ「今年中には新モデルをリリースします」と回答した。
どれくらい性能が変わるのかについては「GPT-3.5からGPT-4への進化レベル」との事で、GPT-4を一度体験するとGPT-3.5には戻れないレベルでの違いがある現状を踏まえると、GPT-5への期待値は高まる
凄まじい進化が期待される生成AI界隈であるが、テキストや画像だけでなく「リアル」への進出も徐々に果たしている
求職活動における業務をAIで効率化するサービスを提供している「AiApply」がAIアバターで面接に応じる動画を投稿した。
試験運用中とのことで、詳しい内容は公開されていないが、ポストを見る限り、面接官へ対応するAIアバターに不自然な動きや言動は見られない。
AIアバターはやAI動画はここ数ヶ月でかなり注目度が高く、様々なサービスがリリースされてきている。
日本においては面接官側のAIアバターサービスも存在する。
また、学生側が面接対策にAIを活用するサービスなども開発されている。
これまでの面接といえば履歴書を提出し、2~3回の面接があり、その度に社内の従業員の時間を調節し、面接後には採用に入った社員へのヒアリングを行い…と、相当数の時間がかかっていたが、AI面接官であれば24時間365日対応可能で、面接時の内容はAIが自動的にサマリーを作ってくれて、実際の雰囲気を確認したい場合は、面接時の録画を数分確認すればいい。
この様に、AIは段々とテキストや画像だけでなく「リアルタイム」に近づいてきている。
この動きは2024年はさらに加速していき、人間と区別がつかないようなアバターが、比較的安価に導入する事ができるようになる。
だからこそ、これからの時代、対面コミュニケーションがより価値を持っていくと筆者は考える。
コロナでリモートワークが普及し、ZoomなどのWebミーティングは当たり前の世の中になった。
システム開発会社やクリエイティブ会社では、やり取りの検索性や情報共有の観点から、隣の席の人ともチャットでのやり取りがマストとされている会社もある。
確かに効率という観点では、合理的だと感じる。
先程のAIアバターによる面接も、時間効率の観点で非常に優秀で、さらには面接官による恣意性も排除でき、導入するメリットは大きい。
しかし、合理化が進んでいく世の中だからこそ「あえて対面でコミュニケーションを取る」ことの価値が高まる。
わざわざ会いに来なくてもZoomやLINEで話ができるにも関わらず、ちょっとした商談のために数時間かけて会いに来てくれる…
それだけで「この人はここまでしてくれるほど、私に価値を感じているのだ」と思ってもらえる。
AIなどの技術進化で、人間が手を動かす時間は格段に減っていく。
その減った時間を何に使うのか?
この大きな課題に対しての一つの提案として「人に会いに行く」というのを提案したい。