「ヘルプ・ミー」からの、インバウンド需要の回復
ついこないだのお話です。
昼時に都内駅付近の路地裏を歩いていると、突然女性2人がマンションの影から飛び出して私の方へ駆け寄りました。
何事かと、思いきや、女性たちの顔は真剣、マスク越しでもわかるほどの。
「ヘルプ・ミー」と訴えかけてきました。
女性たちは、スマホの翻訳アプリを使用し、私に状況を伝えようとしています。
文字は韓国語から日本語への変換。
そう、彼女らはインバウンド(訪日客)でした。
彼女らの訴えはこう。
「鍵が開かない、ここに電話して欲しい。」
どうやら、このマンションだと思っていたところに泊まっているのか、管理会社に電話をして欲しいようでした。
代わりに電話をすると、このマンションの一室は「エアビーアンドビー」で活用されていて、訪日客に貸し出していることがわかりました。
無事に彼女らは、英語が話せるスタッフと会話をすることができ、「ありがとうございます」と日本語で感謝されました。
久しぶりに英語で会話をしました。
アメリカへ旅行に行った時以来で、スッと言葉が出ないものですね。
インバウンド需要は昨年の12月になり、急激に回復しています。
10月に49万人、11月に93万人、12月には137万人の推計となっています。
また、コロナ禍前のように訪日客が増え、経済的にも回復していくと良いですね✨