結論
◆ 7931 未来工業(株)は買いか?
全力買いはできないものの、まだまだ割安に放置されていると判断できる。
◆ 銘柄分析まとめ
最新情報はリンクで確認要:IR BANK「決算」「価値」
◆ 売上高
◆ EPS(一株当たり利益)
◆ 営業利益率
◆ 自己資本比率
◆ 営業キャッシュフロー
◆ 現金及び現金同等物
◆ 一株配当
◆ 配当性向
◆ 配当利回り
◆ 1年株主総利回り(TSR)
◆ PBR(株価純資産倍率)
◆ PER(株価収益率)
本記事では「7931 未来工業(株)」を株価成長と利回り4%以上の高配当の両取りを狙える優良高配当銘柄として紹介していく。
本記事は以下の様な人におすすめ。
リベ大と両学長、こびと株.comの発信をチェックしている人には特におすすめだ。
リベ大生必見と言っておく。
◆ 本記事の独自性
!!----注意----!!
本記事は、分析・紹介している株式銘柄への投資を推奨するものではない。十分にご注意いただきたい。
また株式は債券などに比べてハイリスクな投資対象となる。
株式投資には元本割れのリスクがあるので、くれぐれも投資は自己責任で行う様お願いしておく。
盲信せず最後の投資判断はご自身で行っていただき、自分のリスク許容度に応じた手法・銘柄を選択することが推奨される。
◆ この記事の著者
投資家B
基本情報
◆ 基本情報
売上高
IR BANK|7931
◆ 売上高の概要
グラフは過去14年間の売上高の推移となる。
長期的には増加傾向で、長い目で見て事業規模は順調に成長している。
過去14年中10回はプラス成長となっている。
◆ リーマンショックとコロナショックの影響
ここではリーマンショックとコロナショック時に、売上高の成長率が前年度と比較してどう推移したかを見ていく。
EPS(一株当たり利益)
IR BANK|7931
◆ EPSの概要
グラフは過去13年間のEPS(一株あたり利益)の推移となる。
長期的には増加傾向で、長い目で見て収益力は順調に成長している。
過去13年中8回はプラス成長となっている。
◆ リーマンショックとコロナショックの影響
ここではリーマンショックとコロナショック時に、EPSの成長率が前年度と比較してどう推移したかを見ていく。
営業利益率
IR BANK|7931
◆ 営業利益率の概要
グラフは過去14年間の営業利益率の推移となる。
継続して5%以上で、高収益な事業モデルを維持している。
過去14年中11回は10%以上となっている。
リーマンショックとコロナショックの影響
ここではリーマンショックとコロナショック時に、営業利益率の成長率が前年度と比較してどう推移したかを見ていく。
自己資本比率
IR BANK|7931
◆ 自己資本比率の概要
グラフは過去14年間の自己資本比率の推移となる。
継続して40%以上で、財務面で不安を全く感じない。
過去14年中14回は60%以上となっている。
過去14年中1回は80%以上となっている。
◆ リーマンショックとコロナショックの影響
ここではリーマンショックとコロナショック時に、自己資本比率の変動率が前年度と比較してどう推移したかを見ていく。
営業キャッシュフロー
IR BANK|6333
◆ 営業キャッシュフローの概要
グラフは過去14年間の営業キャッシュフローの推移となる。
毎年黒字を維持しており、しっかりとキャッシュを生み出せている。
◆ リーマンショックとコロナショックの影響
ここではリーマンショックとコロナショック時に、営業キャッシュフローの成長率が前年度と比較してどう推移したかを見ていく。
現金及び現金同等物
IR BANK|7931
◆ 現金及び現金同等物の概要
グラフは過去14年間の現金及び現金同等物の推移となる。
長期的には増加傾向で、長い目で見て現金を積み上げている。
過去14年中11回はプラス成長となっている。
◆ リーマンショックとコロナショックの影響
ここではリーマンショックとコロナショック時に、現金及び現金同等物の成
長率が前年度と比較してどう推移したかを見ていく。
一株配当
IR BANK|7931
◆ 一株配当の概要
グラフは過去13年間の一株配当の推移となる。
長期的に増配を続けており、問題ない実績となっている。
◆ リーマンショックとコロナショックの影響
ここではリーマンショックとコロナショック時に、一株配当の成長率が前年度と比較してどう推移したかを見ていく。
配当性向
IR BANK|7931
◆ 配当性向の概要
グラフは過去14年間の売上高の推移となる。
長期的には増加傾向で、長い目で見て事業規模は順調に成長している。
過去14年中10回はプラス成長となっている。
◆ リーマンショックとコロナショックの影響
ここではリーマンショックとコロナショック時に、配当性向の成長率が前年度と比較してどう推移したかを見ていく。
配当利回り
できるだけ利回りが高い時に購入や買い増しをするイメージを持つ。
IR BANK|7931
◆ 配当利回りの概要
グラフは過去6年間の配当利回りの推移となる。
各年の最も高い時の配当利回りを平均すると2.27%となる。
2.27%を超えると比較的高利回りと言える。
1年株主総利回り(TSR)
株価増減率=前年度決算日の株価と該当年度決算日の株価を比較している。
配当利回りは該当年度決算日の株価と配当金を計算したものを採用する。
IR BANK|7931
◆ 株主総利回りの概要
グラフは過去12年間の1年株主総利回りの推移となる。
株価を加味すれば1年間のリターンは-19.58%〜+36.00%まで変動があり、トータルリターンは決して毎年プラスではない。
高配当銘柄が配当金を狙えると言っても、常に株式市場の相場変動にさらされていることを忘れてはならない。
過去の市場での扱いが「グロース=割高」か「バリュー=割安」か見るために、5年株主総利回りも確認しておきたい。
TOPIXなどのベンチマークと比較して数値が高いほど市場での評価が比較的高く、グロース株の扱いであると言える。
2021年度期末の5年株主総利回りは、TOPIXの値に比べて低い値となっている。
2021/3期末までの市場での評価は比較的低く、バリュー株で割安感があると判断できる。
※2022/3期末の5年株主総利回りは112.2%となった。
一株配当は40円〜50円へ増配となり、株価は1,820〜1,571へ下落し低調となった。
TOPIXの144.3%と比較すれば、市場での評価は低いと言え、バリュー株で割安感があると観ることができる。
※2023/3期末は増収減益となる見込みで、一株配当は据え置きを予定する。2023/3の株価は1,509円と前期末(2022/3)より-62円となり下落している。
5年株主総利回りは2023年3月31日時点の株価で81.4%となっており、TOPIXの144.3%と比べて低く、バリュー株で割安感があると判断できる。
※現在株価は2,364円で前期末(2022/3)より855円上昇している。現在の株価で計算した5年株主総利回りは103.7%となる。137.8%(2023/5/31のTOPIXの値)と比べて低く、バリュー株で割安感があると観ることができる。
PBR(株価純資産倍率)
中央値の参考:ザイマニ|財務分析マニュアル
IR BANK|7931
◆ PBRの概要
グラフは過去13年間のPBRの推移となる。
各年のPBRの平均を取ると0.76倍となる。
2023/6/4のPBRは0.82倍で比較的割高と言える。
数値は「IR BANK」を参考にしている。
PER(株価収益率)
中央値の参考:ザイマニ|財務分析マニュアル
PERが1倍とは、投資金額(株価)を企業が1年で利益として回収してくれることを表す。
IR BANK|7931
◆ PERの概要
グラフは過去13年間のPERの推移となる。
各年のPERの平均を取ると14.44倍となる。
2023/6/4のPERは10.44倍で比較的割安と言える。
数値は「IR BANK」を参考にしている。
まとめ
最後にまとめとして投資家Bの判断と考えを再掲しておく。
全力買いはできないものの、まだまだ割安に放置されていると判断できる。
◆ 銘柄分析まとめ
最新情報はリンクで確認要:IR BANK「決算」「価値」
正にキャピタルとインカムを両方実現し得る銘柄と言える。