オルクのススメ
※この状態で書いた記事ということをご理解ください
https://x.com/haitadenka/status/1773284968560566507?s=46&t=VHTXVOD2hYLQK_G6qJMetw
跋文
なんかここ1年くらい、Twitter(現X)で、「ウォーハンマー始めました!」というツイート(現ポスト)をよく見るようになった気がしますね!
アシェット効果で触ってみる人が増えたのが理由でしょうか?
なんにしろプレイ人口が多くなるのは喜ばしいことです。
というわけで! コデックスの更新を控えた今、ぜひニューアーミーとして始めてもらいたいということで、オルクの良いところを紹介したいと思います。
オルクばっかり触るようになって3年、まだぺーぺーの私ですが、よろしくお願いします。
なお、オルクを始めるにあたっての「悪い点」は特にないので割愛します。
設定について
※設定の概要については公式HP等見ていただいた方がわかりやすいので、ここでは特に“良い”設定について紹介します。
・オルクは菌類である
は??? って感じですが、菌類だそうです。なので、オルクを真っ二つにするとそのうちその死体からオルクがまた生えてきます。すごい。
というわけで、組み立てるときに(コンバージョンするときに)気軽に欠損させられますね!
あとは、無理めな立ち位置でビークルに乗っていたり、安全性ゼロの不安全兵器に乗せても、心を痛める必要が無くて済みます。菌類ですからね。まぁ暗黒未来では人類の方がよっぽど非人道的な兵器を使用しているんだが……
・オルクのビークルは、オルクが動くと思っているから動く
オルクのビークルは基本的に、
1 ビークルの作り方を知っているオルクが生えてくる(菌糸が記憶している?)
2 ①に従い材料を組み合わせる
3 なんだかよくわからんがとにかく動く
という経緯で作成される、という設定があります。
これは、明確にはされていない(と思う)のですが、オルク全員が微弱なサイカーであり、その思い込みパワーによって機械が動く……ということだそうです。
(ちなみにその延長として『赤く塗ると早くなる』等があります)
まぁとにかく、ここで言いたいのは、キットバッシュしたりスクラッチして作ったオリジナルビークルが「いやこれどう考えても動かんやろ」という見た目でも、オルクに限っては設定に破綻が無いということなのですよ!
すごい。やりたい放題だ……
・意外と話が通じる
オルクと言えば、戦うことしか考えていなくて、頭まで筋肉でできていて、血と骨と暴力が三度の飯より好きで、数えられるのは1~4でそれ以上は全て同じ、出会えば必然マストダーイな存在、だというイメージと思います。まぁだいだい合ってるんですがとはいえ実は、意外と話が通じることもあるみたいです。
まず、通貨という存在が認知されている。
オルクの通貨は自分のキバなんですが(5までしか数えられないのでどうやって商売してるんだろう……やっぱ結局は暴力なのか?)、とにかく「取引をする」という概念があるようです。
ここから派生して、他種族に対し傭兵業を営む一団もいるとかいないとか……
また、これはブラックライブラリー由来ですが、人類とオルクが戦っているところにティラニッドが来た! やべぇ!! で共闘した挙句、オルクが人間の子供を抱えて逃げる描写があったり……
というように、オルクは設定の懐が深く、好きな背景で好きに組んで塗ってしても破綻することがほぼないのが非常に良いところ、というわけです。
あ、ただ(菌類だから)性器や性欲はないので、いわゆる姫騎士とオーク的なシチュエーションには向かないですが……まぁそこはいいでしょう40kは普通にやってるとゴリラ顔ばかりになるはずだし……
ビルディング・ペイントについて
・筋肉を塗れる
オルクは基本ムキムキマッチョであり、そして半そでです。
ビーストスナッガ達に至っては上半身丸出しです。
なので……思う存分筋肉を塗れる!!
しかもただの筋肉じゃねぇぞ……そこらの人類では到底かなわない大きな筋肉、ド筋肉だ!!
まぁいっぺん塗ってみてもらうとわかるかと思うんですが、筋肉って陰影をはっきり出しすと超見栄えがするので、塗るの楽しいんですよね。
これを思う存分楽しめるのはオルクが持つ大きな長所と言えるでしょう。
・瞳を塗らなくていい
オルクは公式からして瞳を描かれないことが多いので、この面倒なわりに意外と目立たない(のに省くと違和感がある)工程をスキップできます! やったぜ!
・好きなだけ汚せる
ビークルを好きなだけ汚せます。
いやまぁ、別に度のアーミーでも好きに汚していいんですが、オルクの場合汚れている方がイメージに合う(人が多いと思う)ので、遠慮なく汚せるということです。
ウェザリング(汚し作業)、やってみるとめちゃめちゃ面白いので……
私にとっては、肌のレイヤリングがプラモ塗装の大トロで、ウェザリングが中トロなんですよね。トロは多い方がいいぜ!! もちろん!!
……もちろん? トロが多いと良いとは限らないか……むしろ赤身の方が好きだしな……。いや、マグロの話なんだけど……この話始めるとややこしいな。辞めよう。
・たくさん塗れる
オルクは言わずと知れたモブアーミーなので、モデルをたくさん使います。
バトルラインなんか普通に10体x4ユニットくらい使いますし、グレッチェンなんか4Pt/体なので思う存分編入できます。
ボゥイなんか、MAX180体使える!!
つまり、たくさん塗れるのですよ! すごい
先に言ったように、好きなだけ緑の筋肉を塗れるということです。
いやまぁ、別に何でも好きに塗ればいいんですが、やっぱりただのプラモではなくミニチュアゲームのコマである以上、ゲームで使えるものを塗りたいのが人情というものじゃないですかね!? ちょっと無理やりかな!?
ゲームについて
※これはインデックス環境の状態で書いているので、もうすぐ出るはずのコデックスで超エリートアーミーになったりぶっ壊れTier1アーミーになる可能性がないとは言えないです
・ユニットがいっぱいいる
バカみたいですが、読んで字の如くです。
言わずと知れたモブアーミーなので、戦場に緑の肌が大量に並ぶことになります。
ゲーム開始前の、お互いのアーミーを並べた時が、このゲームで一番楽しい瞬間であり(個人の意見です)、その戦場は密度が高いほど楽しく(個人の意見です)、それにはオルクはうってつけのアーミーなわけです(これには異論ないでしょう)。
・射撃が当たらない
基本的に射は5+なうえ、当たっても大して……なことが多いです。
すなわち、射撃フェイズをほぼスキップしても……別に構わないかな!! という気持ちになります(私はピストルの射撃なんかは面倒で撃たないことも多いです)。その分楽!!
いうてもちろん特化すればかなりの火力が出ますし、特化できることもオルクの魅力の一つですね。
・白兵得意アーミーだがそこまで速くなく、硬くもない
ので、接近するまでにバカスカ撃たれて倒れていくため、イメージに反して慎重な用兵が求められます。つまり、ウォーゲームの醍醐味を味わえますね!
また、「そこまで」なのがポイントで、別に遅くもないし柔らかくもないので、意外とストレスレスでもあります。やったぜ
・強すぎず弱すぎず、ちょっと強い
わかりやすいところで言うと、公式のメタウォッチでは常に勝率50~55%あたりに位置しています。
あまりに弱いアーミーはもちろん、強すぎても白けてしまうのはどのゲームでも同じかと思いますが、その点オルクは安心して(強い側の)アーミーパワーを押し付けられるので実にストレスレスということです。
・ユニット性能の幅が広い
先の「射撃が~」の欄でも触れましたが、白兵が強いのはもちろん、射撃が強いユニットや硬いユニット、足が速いユニットにポイントの高い安いも色んなユニットがいます。
なので……いろいろ試し放題!!
まとめ
というわけで、オルクの良いところを挙げてみましたが如何でしょうか。
オルクを始めると良いことしかないという事は伝わったかと思います。
それでは皆さま、ご唱和ください。グァァァグ!!!!