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ふっくらキングのデスゲーム作るには【ルール作り】

著:ふっくらキング


好みなのは命じゃなくて賞金賭けてるやつ。
初めまして、ふっくらキングと申します。

「ふっくらキングのデスゲーム作るには」今回は「ルール作り編」です。
デスゲームの骨格たる部分ですので、参加者の満足度に直結します。抑えるべき点を確認していきましょう。

①ルールはシンプルに

ルールを面白くしようとすると、得てして複雑なものになりがちです。行動選択肢が多い、勝利条件がわかりにくい、読む気も起きない長文ルール…これでは参加者の頭にルールが入っていきません。

また大半のデスゲームは、最初にスライドを使ったルール説明が口頭で行われるのみ。すなわち"たった一度の説明で参加者が理解できる"くらいにはシンプルなルールでなければならないのです。

オススメは「おなじみのゲームから題材を取る」こと(じゃんけんとかトランプとか)。これをすると「基本的なルールはそのまま。ただ一点違うのは~」という風に、ゲームの説明を大幅に省略できます。

②でも世界観は壮大に

「ルールをとにかくシンプルにしようとした結果、ずいぶん質素なゲームになってしまった」というのもよくある失敗。やっぱり参加者にはワクワクしてほしいですよね~
「ルールはシンプルに、世界観は壮大に」難しいですがこれを両立できると質の良いデスゲームにグッと近づきます。

ゲームに使う道具を凝るもよし、舞台セットを凝るもよし、あるいは会場自体を雰囲気のある場所(無人島とか廃墟とか)にしてもよし。映像化したときのことも考えて、"画面映え"には世界観が欠かせません。

③あなたがルール

きっとあなたは会場でルール説明を担当することになるでしょう。念頭に置きたいのは「あなたの発言すべてがルールである」ということです。あなたがダメだといったことはダメだし、ダメと言わなかったことはすべて許容される。肝に銘じましょう。

大事なのは「マジでやってほしくないことはちゃんと明言する」「余白を持たせたい(ぜひルールの穴をついてほしい)ところは一切言及しない」こと。また、参加者が想定外の戦略を実行したとき、現場であなたの判断が求められることもあります。この会場ではあなたが言うことがすべて。その責任感をもって臨んでください。

④"本質"は忍ばせろ

勝負を分けた決め手は、ゲームの本質をいち早く見抜けていたか―なんて話はよくあります。できればそれはこちらから伝えず、参加者に気付いてほしい!(これ気付いたの俺だけじゃね???って優越感!)

"本質"の忍ばせ方としては、たとえば
・何気ないルールのようにしれっと書いとく
・ルール説明時、口頭でそれとなく言う
・"本質"に気付けなくてもゲームとして成立しているルールを作る
などが考えられます。

まとめ:すべては参加者ファーストで

つらつら書いてきましたが、結局は「参加者のことを一番に考える」これにつきます!彼らが一切のノイズなく、また心から真剣勝負を楽しめるよう、できる工夫は惜しまずやっていきましょう。

いかがでしたか?
次回、「参加者招集編」でお会いしましょう。それでは!


この記事を書いたメンバー

この記事は2年半前にすべて書き終えていました。


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