クソマロが届く日日を思い出す日日2023年1月2日
「いいねがついた分だけ来年やりたいことを言う」というツイッターの軽いお遊びに、いいねが32個ついたので、32個分のやりたいことを書いた。その中に「薪ストーブの設置」と書いたのだが、新年早々にそのタスクが完了した。
どうやら最近は薪ストーブが流行っているらしく、流行りにのっかって設置したみたいで恥ずかしいが、灯油と電気代が値上がりしたのに庭では朽ちた木が山積みとなっており、それらを庭の窯で燃やしたときに発生した熱量がもったいないので活用したいと溜息をついていたから設置したので決して流行りにのっかったわけではない。しかし、流行というものは製品の性能を良くし、安価にし、便利なものがたくさん生み出される機会でもあるので、これが10年前ならもっと苦労して薪ストーブを設置せねばならなかったろうな、と流行も悪いものではない。
が、流行のせいで本来なら無料のはずの薪が値上がっているので、電気にしろ灯油にしろ、人間が無理やり生み出す人工的なエネルギーはエコであっても金はかかる時代なのだと思いながら薪をくべている。
新年の朝に「今年もまたやってきてしまった」と月日の早さに焦りを見せつつごうごうと燃やされたあとに残った熾火を眺めていると、去年のことが走馬灯のように炎の中を巡っていった。何か消化しきれないものが心の中に、この熾火のように燻っており、どうにもずっと引っかかったまま今年を迎えてしまったことに少し残念な気持ちを抱いた。
そこで、当時のことを思い出しながら、笑ったり、ときには退屈したりできる時間が提供できればとここに書いていこうと筆を取った。正直、笑えるかはわからないが、同じような立場の人がいれば参考にしていただいたり、または野次馬のような心持ちで観察していただければ願ったり叶ったり。
ここから先は
¥ 300
Amazonギフトカード5,000円分が当たる
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?