ヘルドックスに狂った日
画像は宇治市だそうです。
しかし、今日は奈良も雪が降った。
あまりにも寒いので灯油ストーブを泣く泣く出したのだが、とても暖かい。
今度は窓の結露との戦いになった。
結露、中性洗剤で拭いてもしっとりと濡れる。どうしたらいいのだろう。
結局、窓を開けるといいとネットに書いていたので、窓を開けた。
そこは雪国だった。
いつもの庭が真っ白になっていた。
寒い。
結露はそのままだ。
午前中、頭を使わない仕事だったので「ヘルドックス」を見ながら作業していた。
いろいろあって映画館に行けなかった時期なので、とてもありがたい。
そして、見終わったあと狂っていた。
岡田准一のかっこよさ、成長著しい金剛、原田監督の空気。
全てがよかった。
なんだろう、このかっこよさは……ダークな色気。
好きだ。
こういう作品が書きたいなあ、などと思った。
主人公のタッカーと舎弟のムロとの関係は、ただの義兄弟にしては過ぎる……と感じてしまう。だが、そこがいい。
友愛でも性愛でもない、言葉にできない関係性を私は常に求めている。
タッカーが最後に、ムロの問いかけに即答したのも、あれが答えだと思っている。
タッカーはムロを選んだ。
小説では続編が出ているようだが、ムロは出てこないのか……と思うと寂しさがある。といいながらも、おそらく買ってしまうのだろう。
積読が増えてしまっても。
正直、作業中に見る映画ではなかった。
作業にならない。
頭を使わない作業でよかった。
明日は山の方で取材である。
今日じゃなくてまだラッキーだったのか……