「やりたいこと」がみつからないあなたへ
とりあえず、動いてみよう
「あなたがやりたいことは何ですか?」
こう聞かれて、あなたはスーッと答えを口にできますか?
「うーん」と迷って当然。
私たちは日々のことで追われ、先のことを考える時間なんてそうそうない。
「私はこうなりたい!」とすぐに口に出せる人はごくわずかだ。
でも、多くの人が心の奥で「もっと自分を生かせる、生きがいのある仕事がしたい」と考えている。
話題の本を読んだり、自己啓発系のセミナーに参加して、その場ではモチベーションが上がるのだけれど、日々の忙しさに流され、気づけばいつもと同じ朝を迎えている。
結局、自分が動かないと何も変わらない。
カンタンなことなのだけれど、そのことに気づかず、変わらぬ毎日を送っている人がほとんどだ。
では実際、どうしたらいいのか?
ちょっと乱暴な言い方だが、「一歩でもいいから動いてみよう」。
ほわわ~んとしている目標を何とか具体化して、それをかなえるための手段を模索し、実際に動いてみるのだ。
それには思いを書き出す作業が役立つ。
私自身を例にとると……、
「何か」しらのプロフェッショナルになりたい、
お酒が好きなのでお酒関連のプロになりたい、
ワインは既にいろいろな人がいるから日本酒がおもしろそう、
おお、日本酒の資格がある、
資格取得のため学んでみよう、
資格を取得できた、
名刺にその資格名を入れてみた、
偶然出会った編集者に日本酒本の出版を打診、
日本酒本を出版、
気づけば日本酒のプロに。←イマココ。
何だかわらしべ長者みたいな人生だが、ふ
わっとしていた考えを書き出し、夢を叶えるための手段に沿って実行したらこうなった。
(最初に書き出したのは資格取得まで)
知識は後付け。
もっときちんとした道を歩んできた方々からすると、知識がさしてないのに資格ありきで本を出し、日本酒に関わってきた私は「異端児」であり、2流以下と思われるかもしれない。
だが、どういうプロセスであれ、今、その道のプロとして生活させて頂いている。
そう考えると、「まず動く」って大事だなと思う。
繰り返しになるが、知識は後付けできるから。
1つに決めなくても、いろいろ動いてから決めたらいい
やりたいことがいっぱいある人は、いろいろ動いてみればいい。
動いてみて得たことをふるいにかけ、本当にやりたいことを決めたらいい。
1つに絞る必要もないのだし、自分の人生なんだから、やりたいと思うことをかたっぱしからやればいいと思う。
ただやりたいことを絞ると、そこにパワーを集中できるので、結果として早く結果が出る可能性は高い。
かくゆう私も還暦を前に、何となくだが、理想とする自身の最終形態が何となくイメージできたので、それを実現するため、動くことにした。
これは「アカデミア・ミネルヴァ」のセミナーによって、講師の私自身が気づいたことだ。
ただそれが私にとって適格なのかどうかはわからない。
わからないけど、動く。
考えるより、動いたほうが早いから。
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「アカデミア・ミネルヴァ」
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