【女性の悩み】産後の抜け毛|原因は?改善しないときはどうする?
産後抜け毛の原因
産後、急激に抜け毛が増える症状を「産後脱毛症」と呼びます。病気ではなく、産後の女性にとってはごく自然な現象です。産後女性の8割が経験するともいわれています。
産後脱毛症の主な原因としては以下が考えられます。
①女性ホルモンの低下
女性ホルモンには「エストロゲン」と「プロゲステロン」の2種類あり、妊娠中は多く分泌されています。女性ホルモンには、ヘアサイクル※(毛周期)を長くする作用があり、一時的に抜け毛が減少します。
しかし出産後は、女性ホルモンの低下が起きる(正確には通常に戻る)ため、今まで抜けなかった髪が一気に抜けることで、薄毛、ボリューム不足、ハリ・コシの低下といった症状が現れます。
※ヘアサイクル…脱毛と発毛を繰り返す周期のこと
②栄養不足
母乳は母親の血液からつくられるため、授乳期間は栄養不足になりがちです。十分バランスの良い食事ができていれば心配はないですが、食欲不振や偏った食事が続くと、抜け毛を増やす原因になります。
③睡眠不足とストレス
出産は大きなエネルギーを消費するため、産後は体質が変化したり、ホルモンのバランスが崩れたり、心も身体も非常なデリケートな状態です。慣れない育児でストレスがたまり、睡眠不足が続くと抜け毛を引き起こします。
産後脱毛はいつまで?
個人差はありますが、産後脱毛は、産後1ヶ月〜3ヶ月あたりで抜け毛の症状が現れて、半年や1年以内には収まっている方が多いようです。一時的に乱れたヘアサイクルも徐々に正常に戻るため心配いりません。
ただし、産後1年以上たっても抜け毛がとまらない、あるいは体調不良をともなっている場合は、産婦人科や専門クリニックに相談することをおすすめします。
抜け毛を増やすNG行動
産後前の体型に戻そうとして、無理なダイエットを行うと栄養不足や自律神経の乱れ、ホルモンバランスの崩れを引き起こし、抜け毛を増加させる原因なります。ストレス解消による過度な飲酒や喫煙も、薄毛を助長させてしまうため控えるまたはやめるようにしましょう。
抜け毛・育毛対策
産後の抜け毛は自然に落ち着くことが多いですが、抜け毛や髪の調子を見ると心配になりますよね。そこで抜け毛と育毛の対策についてご紹介します。
①高脂質・高糖質・高塩分ものは避ける
バランスの良い食事を心がけることが、お子さんの健康や自身の健康にもつながります。ですが、育児が忙しく、ついついインスタント食品や手軽に食べられるものでその場をしのぐことも多いでしょう。
そういった食品を選ぶときは、高脂質・高糖質・高塩分なものをさけ、髪の栄養になるタンパク質やビタミンが多く含まれているものを選択しましょう。または、1日3食のうち1食は自然食品を取り入れるなど、できる範囲で栄養を補うようにしましょう。
②睡眠は長さよりも質
睡眠時間が思うように確保できない場合であれば、長さよりも質を重視しましょう。たとえ短時間であっても、深い睡眠ができていれば髪の成長を助ける「成長ホルモン」の分泌も行われます。質の良い深い睡眠をとるためには、睡眠前の行動が大切です。
・睡眠30分前にスマホを見ない(ブルーライトを避ける)
・睡眠は食後3時間たってから
・できるだけ暗い場所で眠る 等
LEDやスマホなど光の刺激は、脳を興奮させ睡眠を浅くする原因になります。目をつぶっていても刺激になるため、部屋の電気を消すか、アイマスクがおすすめです。
③毎日の頭皮ケアと血行促進
頭皮のケアを行うことで、デリケートな薄毛の状態を守ることができます。洗浄力の強いシャンプーの使用を避け、紫外線や乾燥に気をつけることが大切です。
また、身体を冷やさず頭皮マッサージを行い、血流改善に努めましょう。血行が良くなると、髪の栄養が頭皮に届きやすくなり、健康な髪を育てることにつながります。
頭皮の透けや髪のボリュームが改善しないときは
抜け毛は治まっても髪が生えてこない、ボリュームが戻らない等の状態が続く場合は、出産以外の薄毛の原因があるかもしれません。心配な方は一度、発毛専門サロンへご相談ください。
発毛サロンHairtiveでは、「ヒト幹細胞培養液」を使って毛母細胞を活性化し、乱れたヘアサイクルを正常に戻し発毛へ導きます。治療には薬を一切使わないため、副作用の心配がなく身体にやさしい発毛治療です。
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ヘアティブの薄毛治療は、「発毛」を100%薬に頼る投薬型薄毛治療とは違い、培養液の再生パワーを借りて自分の力で髪を生やし、維持できる状態を目指しています。ここが、薬をやめると元の薄毛に戻ってしまう薄毛治療とは大きく違うポイントです。
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