携帯がない時代を過ごしてない辛さとアイデアの乏しさで泣きそうになる。
10年って長いですよね。
小学5年生が21歳になっちゃうんですよ?
「10年前はどうのこうのだった。。。」
そんなこと言うやつはガチなオッサンだと思ってた。
でも30歳とかになると、言いたくなる時がある。
例えば、今だ。今言いたい。
10年前スマホがなかった時代の人とのやり取りの様子
あの頃はウィルコム×mixiてのが最強だった。
その少し前の高校生の時もそうだったかな。
やりとりはもっぱらメール。
「アドレス変えました」ってメールが届いて電話帳に入れたり、「番号かえました」っていうのも届いて電話帳に入れたり。
メールアドレス変える側は大変だったなぁ。
好きな子のメアドがゲットできたら喜んだし、メールが来なければセンター問い合わせっていうのをやってたし。
「新着メールはありません」
センター問い合わせ結果のあの一言で毎回凹んだりね。
あれはあれでよかった気もする。
今はもっぱらLINEやSNSのメッセージだけども、ああゆう時代を過ごしたからかメールって未だに手段としてはアリだと思ってる。
それに無駄にしてた長電話。
電話代が定額制になったウィルコムはもう必須アイテムといえるレベルだった。
今は無料通話があたりまえだけどね。
とにかく、10年前はそのような感じだった。
見えないものは見えない、知れないことは知れない。
できないものはできないで、それはそれでよかった。
監視されてる辛さがある現代
すぐ炎上するってのもあるけど、自分は身内からの目がキツいと思ったことが多々ある。
家族、親戚でも嫌なのに見られたくない人に見られてるっぽい気持ち悪さ。
しかし、ツールとしてのSNSは便利なのでどうしても仕事と絡めてしまう。
そのため鍵アカウントにはできない。
見るなと言うこともできない。
それが時にものすごい気持ち悪い感じになることがある。
便利と引き換えに自分たちは何を失ったのかな、なんて考えることもある。
監視する事される事が当たり前。
監視された上でやれ「いいね」だの「コメント」だのやってコミュニケーションをとっていると思ってしまう感じ。
ヘドがでるとまで言わないけど、良いことも悪いこともあるだろうけど、個人的には嫌。
そのボタンポチってするだけの相手と、最後にまともに顔合わせて喋ったのいつだよ。
2年前?3年前?
いつでも会えるのに?
友達の形も変わってきているなと感じる。
恋人の形もそうだろう。
簡単に出会えるから簡単に信用できなくなる。
簡単に連絡がとれなくなるから簡単に浮気を疑える。
簡単だ。
今は本当に人とコミュニケーションをとりたかったら逆にアナログにしていく方が逆にいいんではないかと思う。
短くてもいいから、会えるのが10分でもいいから、どれだけそこに想いを込めるか。
そういうコミュニケーションじゃないと本当に伝わらない気がする。
今はツールに頼りすぎだ。
スマホがなかったらカップルはソッコー破局するなんて人も多いんじゃないのかな。
10年よりもっと昔は実家に電話したりしてたんだよね。
電話メイン。
その前は文通?手紙?
鉛筆と紙がツールだったわけか。
早く返事がほしくても、もらえないもどかしさとか、駅前で待ち合わせしても万が一遅刻したらもう会えないかもしれないっていうドキドキがそこにはあったと思う。
そういう場面を経験していないから、対処法もわからなかったり。
そういう気持ちを経験していないから、待つことをストレスに思ってしまったり。
経験していないから、アイデアもわかない。
先日スマホトラブルがあり、いざスマホがなくなると、確かに困った。
どれだけツールに頼りきっていたかを痛感した。
情けないなと。
もっとアナログにコミュニケーションとらなくてはいけないと思うようになり、SNS以外では離れている友達とも会ったりしようと思うようになりました。
もう自分は進化した。
たとえ10分でもちゃんと想いを伝えて時間を共有する事をこれからは大切にしよう。
それが今はできる気がする。
スマホごときに左右される人生なんてクソ以下だと今はそう思ってる。
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