年を重ねるとともにクセが出る?
加齢毛ってご存知ですか?
「加齢毛」とは、加齢によって毛母細胞の働きが弱まり、毛髪が細くなるため、キューティクルの枚数が減りハリが弱くなったりした髪の毛のことです。
さらに、乾燥毛へ変化していきパサつきが気になったり、コシが徐々に弱くなってボリュームが出なくなったりします。
質問にあったように、若いころは直毛であった人でもクセが出てきたり、もともとクセ毛だった人はクセが強くなることも多いです。場合によっては断毛や脱毛にお悩みになる方もいらっしゃいます。
加齢毛にはどんなケアがいい?
加齢毛のケアでトリートメントなどで効果が出る方もいらっしゃいますが、「縮毛矯正」しないと効果が実感できない方もいらっしゃいます。
パサつきなど気になり始めたお客様に「キレイ髪ストレート」をオススメすると、「縮毛矯正をかける必要はない」とおっしゃる方もいらっしゃいます。
「クセ」では無いからと感じているからだと思います。
ただパサつきやざらつきといった髪の状態を、一時的ではなく本当にキレイにするには、形状を変える縮毛矯正の力が必要です。
「加齢毛」は傷んでいるわけではありません。その状態が健康毛なのです。ですから、健康毛の形状を変え、ベースを整えること。これがきれいな状態を作る第一歩なのです!
美容室の数だけ、美容師さんがいて、美容師さんの数だけ考え方があります。
トリートメントでその場でキレイになっても、後ですぐに戻ってしまったら・・納得ができないんですよね。
時間短縮や効率といった商売目線も大切なことですが、私はお客様の髪の未来を考えて、キレイ髪メニューをオススメしています。
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