老舗女将
皆様おはこんばんにちは🙋🏼♂️
HairboxJouetです(๑⁼̴̀д⁼̴́๑)ドヤッ‼
本日近所の"ラーメン屋さんのお母さん"が来店。
今の場所に移って12年。以前の拠点、オープン当初から合計すると創業約50年。老舗です。
"ラーメン屋さんで大変な事とは"という話しになって、仕込みがやはり1番大変ですか?と聞いたところ、仕込みなんかは慣れで、大変なモノではない。1番大変なのは"接客"だと。
お母さんの娘さんが今まで店を手伝ってくれていて、2人で店を回していたのですが、娘の為に
「ココを出て自分で商売を1回してみなさい!」
と、突き放したそうです。
味を作るのは見たら出来る。
人間力を上げるにはそんな簡単にはいかない。
そして、母の元で修行していては甘えが出て人間力が磨きにくい。
「職人はクオリティを追求するのが当たり前。いかに自分という人間を売り、ファンを作るか。売るモノのクオリティだけを追い求めるのは"2流"だ。」
と。素晴らしいお言葉。
50年の深みがありました。
もちろんここのラーメン屋さんは味も美味しいです。ただ、やっぱりお客様に「お母さんに会いに来たよー!」と、遠方から来られる人も多いのだそう。
こういうお店はなかなか潰れない。
娘さんにはなかなか高いハードルが課せられていると思うのですが良い関係性ですね💕
僕も商売している人間なのですごい気持ちはわかって、2世(子供が継ぐ)が成功するのが難しい理由がこの点ですね。
味や技術を学んで再現するのは努力である程度のレベルまでは出来るのですが、
「あの人のラーメンが食べたい」
や、
「あの人に髪を切ってもらいたい」
は、もはやクオリティではなくファンという事。
ブログでもよく書いているのですが、
結論そこに辿り着くんですよね。
50年続けて来た"老舗女将"の説得力。
今日も勉強になりました🙇🏼♂️
ではまた明日( • ̀ω ⁃᷄)✧キリッ
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