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takoyakiyuchan
たった2年で退職し、留学
こんにちは。海南鶏飯です。
さて、業界最大手にめでたく就職できた私は、新人として忙しいながらも順調に経験を積み、そこでキャリアを築いていくものと考えていました。
しかし、現実には2年余りで退職します。
退職のタイミングは、自分ではコントロールできない外部要因で決まったことでした。そして結果的に、これまでの人生で最大の転機となりました。人生いろいろあります。
この思いがけない進路変更で、私が誇れることは、退職後の進路は自分の意志で決めたことです。当時、中国で自分のキャリアを積もうと考えていたため、中国語を学ぶため北京留学を決意します。
振り返ってみると、私はそれまでの人生で進路を選択する時、常に世間で最善と認められる進路を選択していました。意識はしていなかったかもしれませんが、自分の判断要素に周りからの評価が含まれていたと思います。業界最大手に就職した理由の一部もそこにあるでしょう。
もし当時の自分にコーチングできるとしたら、こんな話を聞いてみたいです。
退職することで失われるサンクコストは、どういうものがある?逆に、退職することで開かれる新しい可能性は、どういうものがありそう?
退職を機に、何の制約もなく自由にキャリアプランを新しく描けるとしたら、これから何をしたい?
その理想のキャリアプランを実現するための障害は?克服できそう?
制約や障害も含めてすべての事情を考慮したら、これからどの進路を選択するのが最善と思う?
ここから、私のキャリアは海図のない大海原へと船出します。続く。