スピード違反で免停になった話③
1.いよいよ裁判所へ
10月某日、裁判所へ出頭に行きました。
当初は9月末の午後の出頭時間でしたが、都合が悪く変更してもらいこの日の午前中に来るようにと口頭で指示されました。
午前9時から10時半までには来ておいてくださいと
言われていたので10分前に現地へ。
車で行こうかなぁ、でも駐車場は少ないので公共交通機関で。となっていたので、裁判所への道中がとても不便にも関わらず電車バスを乗り継いで行きました。(こう言うところ真面目)
近くのコインパーキング使う手もあったけれど、
それもまた裁判所の近くになくて中途半端😂
あれ?一般車の駐車場あるやん(笑)
入り口で9時になったら入ろうとしたけれど、
5分くらい早くてもいいかと中へ。
すると、私が入ると同時に3人ほどの男性が駐車場の車から出てきて私のあとを着いてきました。
ずるいわ(笑)
と、思いながらゾロゾロと館内の案内に従い、地下の交通裁判室へ。
裁判室待合へ入るとすでに十数人ほど待機してる人が。もっと早く入ってたらよかった。
とりあえず待合の椅子に腰掛けたらすぐに9時。
同時に、アナウンスが流れて
番号札順にお呼びしますので①番の取調室へ入れ的な事を言ってるではあーりませんか💧
番号札?なんじゃそりゃ。
もちろん私は大慌て。するとさっき着いてきたお兄ちゃん達も慌ててる。
そして我先にとさっきのメンツが一階へ走り出す。
私は一番最後(笑)なんだよ、私に着いてきたくせに!と思いながら小走りに一階まであとを追うと、
さっきのお兄ちゃん達が一階の事務室に聞きに行ってる。
よく聞いたら、地下の部屋で受付できるのでそちらへ、、、と。
え、さっきの部屋のどこにあるんだよー!
と思ったら、どうやら先程の地下の交通裁判室の入ってすぐに衝立をした小窓が…。そこが取調室と一緒になってて超紛らわしい!
先に行って聞いてくれたお兄ちゃん達が、
苦笑いして『ややこしいっすねー(笑)』と
話してきたので、
本当にー!ってそこからみんなで仲良くまた地下へ(笑)
結局、その無駄な時間の間にすでに受付をしたであろう数人の方に追い抜かれて受付がさらに遅くなったのでした、、、。
でも、
でも10人目に呼ばれる。
見た目20人はいるけど、あとは何なんだ??
と思ったら、赤と青の札で分けられていました。
私は赤の札の10人目。赤切符だからかな?これは結局わかりません。
とりあえず呼ばれるまで待ちます。
その後もどんどん受付に人が来て、結構みんなゆっくり来てるなぁって感じでした。
裁判所に来るから、どんな人が来るのかと思えば
若いお兄ちゃんから私のような主婦、
コワモテのおじさまもちらほら、、
何なら見た感じ普通のサラリーマンやおじさん率と
高齢者の方も非常に多い。
比率として男性7女性3くらい。
印象的なのが、ちょっとヤンチャ系な方金髪のヤンママさんが何組かおられ、
連れてきてるちびっ子も金髪で室内で走り回って大暴れと雄叫びあげて大興奮。そのたびにヤンママさんが
『コルァァァァ!お前ら帰ったらしばき回すぞ!』
…私はすごいところに来てしまったのか?(笑)
2.交通検察官の取調室へ
30分ほど待って、交通警察官室での取調室へ呼ばれました。
中は三席ほどあり、同時に3人の警察官から取調をされていました。
まず、没収されていた免許証がここで一カ月ぶりに返却され
違反した時の日時、場所や本人で間違いないか?
なぜ速度を出したのか?などと聴取されます。
正直に、主人を送っていたら道が混んでイライラして急いでしまい速度が出過ぎました。と答えました。
警察官の方から、
これまでの違反も軽微で、ここ最近はゴールドを維持されているので、
きっと普段は安全な運転をされていると思います。
でも時に人は焦ったり急いだり、そんな時に
速度がでがちです。でもこれは出し過ぎで
一般道では事故をした際に大事故につながるので
これからは気をつけて安全運転でお願いしますね。
と、指導を受けました。
はい、肝に銘じます😅
3.区検察庁の取調室へ
受付してから交通警察官室の聴取まで約40分待ったのですが、次の検察庁の聴取でも40分ほど待ち
ようやく呼ばれました。
ここでは検察官の方から検挙された日時や場所の確認、本人確認が行われました。
検察庁では答えたくない事については黙秘も可能だそうで、答えたくないと思ったらあなたに黙秘の権利があるので遠慮なく言ってくださいと説明されました。
別に隠すこともないので、私は喋るの大好きだから何でも喋ります(笑)
そして本題へ。
検察官の方から
こんな感じのニュアンスで説明をうけました。
よく言われるが
テレビで見る裁判みたいに、被告と裁判官の判決などと言う大層なことはしない。
略式起訴が妥当なので、これから書面での手続きと罰金刑で終了させる方法を取って良いかをこちらで承諾してもらう。
その旨について書面にサインと捺印をして、略式起訴となりました。
(数日前の事なのにもうぼんやりとしか覚えてない)
そうする事で検察官が裁判所に対して略式起訴を請求するわけか…
と、言うことが勉強になりました。
実は、担当の検察官の方が声が掠れた超ウィスパーボイスで半分何を仰ってるか聞き取れず…😅
わたくし何度も、
は?
え?
って聞き直してごめんなさい🙇♀️
4.略式命令、罰金額決定
あとは簡易裁判所の管轄で、起訴が決定して
過去の違反から金額が決まります。
簡易裁判所も同じ部屋の窓口が横並びにあって
(町の病院の小さな受付みたいな感じ)
そこで呼び出されるのを待ちます。
これも15分くらい待つのですが、
実はここで大きな心配事が。
待合室で全ての流れが見れてしまうので、先に呼ばれて支払いを済ませてる人を見るのですが
みんな罰金即納してる!金額こそ声出しで言われないのですが、みなさんお札を出して数えてるの見たら7〜8枚は数えて支払ってるではあーりませんか。
(おそらくここはみんな10万以下の罰金払ってる方ばかり)
私、、持ち合わせないよ。支払額が決まったら
後日振り込みでいいのかな?金額もわからないし。って思ってお財布には三万ほどしか待ち合わせておらず…
こりゃやばい。しかもみんな払ってる。
え?マジか!💦
それが気になり罰金額どころではない。
そうこうしていたら私の番が来ました。
あなたの罰金額が決まりました。こちらを会計でお支払いくださいね。
用紙を渡されてそれだけでした(笑)
60,000円。
痛い、あー痛い。
何なら来月、発酵の友達がいる韓国に行っちゃおうかななんて思ってたけど、飛行機代とんだよ。
まだ違反講習もあるから、こりゃ泣く泣く諦めるしかない。泣きました(笑)
それよりも、手持ちが足りねえじゃないか!!
どうするんだ。財布に持ち合わせがないなんて、大人としてあり得ない!←いつぞや、大嫌いなSNSで繋がったおばさんから言われた言葉を思い出す🤣
とりあえず窓口で聞くしかない。
そうしてまたここでも15分ほど待って呼ばれて
会計窓口へ。
窓口のお姉さんは、無言で私がお金を出すのを待っていたが、すかさず私は
『あの、、持ち合わせがありません』と、伝えたらお姉さんから近隣のコンビニの地図が書かれた小さな用紙を渡されました。
『あの、振込とかは出来ないですか?』
と、尋ねたら
こちらで即納となってまして、今日払えなくてもいいのですが、またこちらの窓口まで後日来ていただかないといけません。どうされますか?
こんな不便な場所(最寄駅から1.5キロある)何回も来たくないよなぁ、、
…はい。コンビニ行ってきますよ泣
幸い近くに二ヶ所コンビニがあったので、ATMへ。
カードをATMに入れたら、このカードはお取り扱いできません。と…
えっ!?
クレジット一体型の銀行カードの期限が切れてる😱
マジか。
じゃあゆうちょのカード。
あ、これ使ってない(実は今では出来ない2枚所有のお金入ってないカード)
そうしたらネットバンキングで郵貯に送金して引き出そう!
あれ、ネットバンキングのエラー(笑)
この日、実は全国的に大変な日だったようで。
該当してるやん、、、
結局、仕事中の夫に連絡して
幸いにも夫の銀行はどれにも該当しなかったので送金してもらい、ゆうちょから引き出すことが出来ました。
最近、クレカと電子決済が増えたのでキャッシュカードを持ち歩かなくなり…いざという時は困りますね。
大人としてこれも情け無い(笑)
コンビニで40分近く格闘したのでした。
この時点で裁判所の午前の窓口が閉まりそうで焦ったのでした。窓口終了15分前。ダッシュ(笑)
これ逃すと次は14時まで開かないらしい。
そしてまさかの通り雨も降り、傘もなくもちろん雨に濡れた…もう踏んだり蹴ったりの裁判所でした。
ひとまず無事に罰金も支払って裁判はこれにて一件落着〜(笑)
④へ続く