偏質的俳句鑑賞-第八十八回 蟻地獄の中に小さき蟻地獄-高浜虚子『定本 虚子全句』

普通にただそれだけを書いているけれど、なんとなく面白さが出てくる。
入れ子構造みたいな、蟻地獄が二つ重なっている変な状態、自然の面白さが存分に出ている。
よく発見したなぁとしか言いようがない。
この場所に入った蟻はどっちの蟻地獄が食べるのだろうか。
「小さい蟻地獄」がぶんどってしまうのだろうか。
それとも、大きい蟻地獄がまとめて食べてしまうのだろうか。
童話とかにありそうななんか変な光景が広がる。
それだけです。次回も良ければ読んでください。

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