2020年9月の記事一覧
ゴム段を跳びきれなくて赤とんぼー九月句会
駐輪場みおくる声に秋の空
二膳目は梅干しひとつ新米よ
地球ごとあらうか白い秋の波
ふるさとを何処に決めるか渡り鳥
ゴム段を跳びきれなくて赤とんぼ
地球ごとあらうか白い秋の波
を、句会で手直ししていただきました。
地球ごときよめているか秋の波
断然良くなりました。ありがとうございます😊
句会はワイワイと楽しく、率直な意見もいただけるのでありがたいです。
わたしがいつも利用している
俳句の作法を知らずにピンチだった話
わたしの投稿記事の中で、おそらく1番多い内容が「俳句+エッセイ」です。それにもかかわらず、俳句の作法(基本ルール)を知らずに危うく恥をかく、というかみっともないことになるピンチを救っていただいた話です。
現代語俳句でも作法は大切わたしは古文は得意ではありません。高校のテストくらいはごまかし切って見せましたが、名作(枕草子や源氏物語)をそのまま読もうと思ったこともありませんし、あくまで試験勉強のた
カタコトリ機織り深く荒い息
テレビや映画で機織りのシーンをご覧になった経験はないでしょうか。あるいは、地方の民芸館などで機織りの実演をご覧になったことはありませんか?
機織り機の基本的な構造うーん、あまり記憶にないなぁという方のために実演映像をさがしてみました。
高崎市歴史民俗資料館で実演されているボランティアさんの映像です。
実にリズミカルで心地よい響きです。上下に分かれた縦糸の間に、横糸をついた器具を滑らせて通り抜
うなじやく名残の西日影長く
ほおら、俳句放題。といいつつ、うまく書けないもどかしさよ。
実感する季語選びの難しさ影長くや影長しで秋の季語があるかな、と思ったらありませんでした。はて、どうしたものかと調べたところ、「西日」が晩夏の季語でした。ということで、俳句としてはかろうじて成立。
ただ、気分的にはもう少し遅い時期を表現したかったので、消化不良の一句です。
例によって夕方の散歩に出たら、西日が思った以上に暑かった。でも