朝の涼　ことりどこやら　蝉時雨

わたしはだいたい目がさとい方です。目覚ましをかけなくても、1度も寝過ごしたことがありません。6時でも5時でも。

そういうタイプなので、日の出の早い夏は自然と5時には目が覚めてます。それもあんまりなので、ムリに寝直して6時過ぎから活動開始です。

5時前に目が覚めたときは、ちゅんちゅんとすずめか何かの小鳥のさえずりがBGMの役割を果たしてくれます。どうせ猛暑になるか、にわか雨に降られるかの公算が大

夏の雨龍に化けたか最上川

九州の大雨被害に続き、日本各地、そして山形でも大きな豪雨被害が起きてしまいました。

辛い想いをされている方がいるなかで、それを題材とした句を読むという行為は非常識と誹られるかもしれません。しかし、決して売名やアクセス稼ぎといった利己的な理由でやろうとしたことではありません。

今年だけでなく、近年各地で大きな天災が起きています。異常気象なのか、地球温暖化の影響なのか、ただの偶然なのか、それは誰に

【Twitterに投稿した俳句】
ㅤ
◯温風ぞ跳ねのけた手のぬくもりは
ㅤ
◯この日くらいリセット許す梅雨晴れよ
ㅤ
◯さるすべり咲く滑りゆく日の髪留めか
ㅤ
夏 #俳句 #haiku #習作 #現代語俳句 #現代語俳句の会

猫の夏接地面積増えてゆく

20200722　優木ごまヲ

【Twitterに投稿した俳句】
ㅤ
◯名前なき情をさらえよ梅雨の雷
ㅤ
◯初蝉の小雨透かして降る声よ
ㅤ
◯うたたねに詠んだ句ソーダ水の泡
ㅤ
夢で良い詩句ができた！けど思い出せない #俳句 #haiku #習作 #現代語俳句 #現代語俳句の会

現代語俳句メール句会 第７回 〜結果発表〜

「現代語俳句メール句会」と題して、
メールによる句会を開催しています。

今回は５名のみなさんに全２５句をお寄せいただきました

現代語俳句メール句会 第７回
２０２０年 ７月

ご参加のみなさんの選と講評です

《 一太郎さん選 》

◎ 特選句 ◎

どろんこの手を振る空よ夕焼けよ
吉田翠

正式に選句・講評・感想を述べるのはほぼ初めての事でして、作者の意図とかけ離れて居る場合はお許し下さい。

【Twitterに投稿した俳句】
ㅤ
◯筑波嶺を源にして梅雨曇
ㅤ
◯曇天に尾を追い回す蛇の不安
ㅤ
◯キャベツ切る音よ暮らしが引き締まる
ㅤ
夏 #俳句 #haiku #習作 #現代語俳句 #現代語俳句の会

鈴虫は意外にデカいふた覗き

20200713　優木ごまヲ　詠

七夕〜付け句遊び〜

七夕にちなんで、悠凜さん草笛さんと付け句で遊んでみました。

付け句は五七五からなる長句に七七の短句を付けるものですが、短歌とは少々違うようです。

短歌は上下、三十一文字全体でひとつの歌。
付け句はあくまで「長句」と「短句」であり、付かず離れず。あるいは共鳴によって長句の後の広がりや展開を楽しむようです。
ですので、長句も短句もそれ自体で成立する句が良いとされています。

そもそも付け句とは連歌

【Twitterに投稿した俳句】
ㅤ
◯葛餅め九谷の笹葉すべり落ち
ㅤ
◯新じゃがの岩戸ごつごつ光あり
ㅤ
◯黒衣着る顔の煤けた梅雨の月
ㅤ
食いもんばっかりやないかーい！ #俳句 #haiku #現代語俳句 #現代語俳句の会

【Twitterに投稿した俳句】
ㅤ
飲み込んだ愚痴でいっぱい夏の雨
ㅤ
岐路ならばひょいと風鈴鳴る方へ
ㅤ
青田ひとつ球児引退帽子脱ぐ
ㅤ
厭世の夢さめてまた夢籐枕　（七七五）
ㅤ
夏 #俳句 #haiku #習作 #現代語俳句 #現代語俳句の会