2020年2月の記事一覧
二月の投句会&せんせとおばちゃんの会話
kusabueさん主催の2月投句会への参加作品です。
今月は鴨川に一泊旅行したので、半分はそこで詠みました。
房総の海鳥がよぶ明日の春
【明日の春】晩冬
波走り人も走るか冬おくり
【冬送り】晩冬
湯けむりに恥じらい隠す朧月
【朧月】三春
花便り人のこころに夢便り
【花】晩春
手を洗い遠くをみつめ春おもう
【春】三春
喧騒に春告草よ凛とあれ
【春告草】初春
咲かせては祈り続けた沈
咲きてぇと空に目がけて梅の声
咲こうぜとたがいに光めざす梅
咲いたぜと誇らしそうに梅の顔
勝手にウメオシリーズwww
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咲かせてと言わんばかりに梅の花
咲きましょう空に放つは梅の香ぞ
咲いたわとほこらしそうに梅の声
勝手にウメコシリーズw
駅までの道すがら、綺麗に垂れた梅の花発見。いつも花が綺麗なお宅。
さすがに撮影は😅ってことで、昨年の別場所の使い回しw
微妙に『ぞ』の女も目指してみましたw
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春待てば母の手うごきひめくりよ
kusabueさんの投句会に出した句を推敲しました。
春を待ち母が手にするひめくりよ
こちらの句ですが、kusabueさんにご指摘いただいたように中の七が弱いです。景が弱い。
そこで推敲してみました。
春待てば母の手うごきひめくりよ
この句について少し書いてみます。
もともとここでの「母」とは、「母たる我が身」が自分の中で強い。
苦しみ、困難。それらを乗り越えたなら。そういった意味での春