the cabs

the cabsが帰ってくる。
そんな非現実的なニュース発表から2週間が経った。

高校を卒業してからというもの友達すらおらず、何もうまく行っていない人生の数少ない支えだったthe cabs。
再結成など考えるのもいけない事であり、イスラム教の偶像崇拝の様に禁忌であると自分に言い聞かせてきたのに。どうして。なんで。

正直未だに信じられていない自分がいる。
チケットは落ちてしまった(追加公演はあるが)がそんな事は大きな問題ではない。
the cabs が存在する世界に入れるだけでいいのだから。

正直今の自分はすべてを失った状態なので生きてる理由もなかった。
去年の12月に死のうとしたけれど死にきれなかっただけの生産性0の人間だ。
だけど、生きる理由が見つかってしまった。
それが死にたい気持ちに唯一寄り添ってくれるthe cabs の再結成なのはなんという皮肉であろうか。

君のスプーンの持ち方をまだ思い出せないんだ。

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