見出し画像

ChatGPTはガチ恋さんの「ガチ恋なまり」を標準語に変換するプログラムを生成できるのか?

はじめに

この記事は、ikura18さん主催の企画「ぽこピー(pokopea) 🍃 🥜 Advent Calendar 2022」の12月16日の記事になります。
素敵な作品が沢山あるので、是非他の作品も見ていってください!

初めまして。Haikuと申します。
ぽこピーが大好きなただの会社員です。

ChatGPTってやつがヤバい

昨今、AIの進歩が著しいですが、皆様は「ChatGPT」というAIをご存知でしょうか。

こちらのAIは今年の12/1にOpenAIが公開した対話AIです。ユーザーが入力した内容に対してAIが回答してくれます。このAIの何がヤベぇのかというと、その回答のクオリティです。とにかく回答がそれっぽい。

試しに自己紹介をお願いしてみた
スマブラの上達方法は長文で答えてくれた

凄い!! それっぽいぞ!!!

このAI、ただ質問に回答するだけでなく、文章校正や文章要約、コードの生成などもできてしまうとのこと。ヤバすぎ。
現在は研究およびフィードバック収集の段階にあるため、OpenAIのアカウントさえ作れば無料で誰でも使うことができる状態になっています。いつ有料になるか分からないので、興味がある人はとりあえず触ってみるのはどうでしょうか。

ChatGPTで色々遊んでみる

1.ぽこピーについて知っているのか聞いてみる

まずはピーナッツくんについて知っているか聞いてみることにします。
色々曲を出している音楽家です。知っている可能性は高そう。

ぬいぐるみ?

全然知らないみたい…..
一応、ぽこピーはパペットを使っているので「ぬいぐるみ」という情報は若干掠っているような気がしなくもない。

次に、ぽんぽこさんについて知っているか聞いてみます。

忍者要素強め

こっちも全然知らないっぽい。忍者という単語の影響が強そう。

ただ、知らないなりに「こういうこと?」と推測してくれるのは好感触。引き続きお願いします!

2.ぽこピーの性格を教え込み、2人の会話を生成してもらう

会話文を生成することもできるみたいなので、2人がどういう性格なのかをAIに教え込んで、会話を生成してもらうことにしました。

一人称教えたの意味なかった

ちゃんと会話になってる!すご!!
ていうかなんて優しい世界なんだ。やさしいぽんぽこが怖すぎるけど、試験で不安になるピーナッツくんは割と解釈一致です。
今回はピーナッツくんの心配性という要素が強く影響されたみたい。

3.ぽこピーアドベントカレンダーの案を出してもらう

応募したはいいのですが、ネタに困っていたのでAIにも手伝ってもらいましょう。「案を◯個出してください」とお願いすると箇条書きで出してくれるらしい。
助けて ChatGPT〜〜〜〜〜(ポチ

 めっちゃクリスマスだ

ちゃんと10個出してくれた!
ぽこピーとは関連がないので今回はあまり使えませんが、クリスマスの記事作成の案としては結構良い案を出してくれている気がします。
アイデアを出す際のサポートツールとしてかなり優秀に見える。

思いついたこと

….と、ChatGPTで色々遊んでいると一つ思いつきました。

訳:お久しぶり〜

ガチ恋ぽんぽこの「ガチ恋なまり」を標準語に変換するプログラムをChatGPTに生成してもらおう!

■ガチ恋ぽんぽこ(以降、ガチ恋さんと呼びます)とは
甲賀流忍者ぽんぽこが忍術によって変化した姿。口癖は「あ〜う〜♥️」
登場初期は賛否両論あったが、何度かのモデルのアップデートや企画『ガチ恋チャレンジ』の面白さから、ぽんぽこちゃんねるの大人気コンテンツに。

ガチ恋さんについては解説されている記事があったので、詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。

ガチ恋なまりとは
ガチ恋さんが喋る時のなまり。こういうやつ↓。
最近は字幕がないと聞き取ることが困難になってきた気がする。

データの準備

とりあえず過去のぽんぽこのツイートからデータを引っ張ってきて、ChatGPTに投げてみることにしましょう。

ちなみに、ガチ恋さんのツイートは「from:@ponpokoka あ〜う〜」で検索すると簡単に見つけることができました。もう使わないであろうテクニック。

スクロールしてたら頭おかしくなりそうだった

1.入力と出力のペアにして渡してみる

 ChatGPTさん、よろしくお願いします!

あれ…? convert関数の中身が….

変換処理を書くのをサボるな!!!!!
コードが生成できてるのは凄い。凄いんだけど……!
ロジック部分は空っぽにして誰か作ってくれ〜ってやるの凄く人間っぽい。親近感がある。
 
使用言語をJava、Javascript、Pythonに変更してみても結果は同じ。
お願いの仕方が悪い気がしたので、色々変えてやってみることにします。

2.入力と出力を矢印(→)で結んで渡してみる

データ自体は変えずに、渡し方を変えてみることにしました。

「変換前文字列」→「変換後文字列」の形式に

 ChatGPTさん、オネシャス!

うおおお!!!

 できてる!!!すげ〜〜〜〜〜〜!!!!

最初に変換マップを作って、それを使って変換するようになっている!
変換マップの中身も「"変換前文字列フル" to "変換後文字列フル"」みたいなクソコードではなく、ほぼ必要最低限の変換情報という感じで良い。データ量を増やしていけばあらゆるガチ恋なまりを翻訳できるようになりそう。

驚くべきことに、2番の方法で成功した後に1番の方法を試してみると、こちらも同様に変換マップを使う方法を出力していました。1番の方法で何度も自分が試したことで、学習が進んだとかあるのかな……?

終わりに

ChatGPTは想像していたよりなんでもできることがわかりました。もっと触って仲良くなっていこうと思います。
触るきっかけを与えてくれたガチ恋さん、ありがとう!!

最後に「ガチ恋さんのうた」を作ってもらってこの記事を締めたいと思います。

 ありがとうございました。

サポートしていただいた分は仕事中に食べるお菓子代に使わせて頂きます サポートしてくださった方、ありがとうございます!