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俳句「忌日を季語とすることの賛否」
河童忌の暗き厨に水を飲む
歳のせいか目覚めが早くなった。早く床についても、遅く床についても、夜明け前に一度は目を覚ます。目覚めると、たいていは喉が渇いている。先に水を飲んでからトイレに行くか、トイレに行ってから水を飲むか、いつも迷う。
昨日は河童忌。作家、芥川龍之介の忌日である。忌日を季語とすることについて、否定的な考えをもつ俳人もいて、私も否定に挙手したい。ただ、そうは思いつつも「○○忌」という季語には触発されることも多く、これまでも何句か忌日の句を詠んでいる。
いま、それらを思い返しつつ、自分の句には、詠んだ方々に対する哀悼とリスペクトがまだまだ足りないと感じた。