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GWは劇場版名探偵コナン最新作「ハロウィンの花嫁」を見るべし。劇場版史上最高峰!泣ける!!(ネタバレなし)

明日から、GWですね!ご予定は決まっていますか?

えっ、すっからかんです? それなら劇場版名探偵コナンの最新作「ハロウィンの花嫁」を見るべきですよ!

えっ、もう予定でほとんど埋まってる? 2時間くらい空き時間あるでしょうから、そこで「ハロウィンの花嫁」を観に行くことをお勧めしますよ!

コナンファン歴20年の私、当然すべての劇場版を見ているわけですが、今作品は日本人全員に見せたいくらい出来が良いと思ってます。

「ハロウィンの花嫁」を激推しする理由

その1:適切な難易度

コナンといえば、難事件を鋭い洞察力で解明する推理力。コナンがすべての謎をとき、犯人を追い詰めるシーンは、このシリーズの一番の醍醐味です。

今作は、この事件および推理の難易度が”ちょうどいい”んです。

去年の「緋色の弾丸」とかが当てはまるんですが、あんまりにも背景が複雑だったり、事件自体が難解すぎると、理解が追いつけなくて観客が置いてけぼりにされます。漫画なら読み返せるけど、映画でそれはキツい!

今回は事件関係者の相関も、事件が起こった背景も理解しやすく、それでいて謎が謎を呼ぶ、最後にはすべてスッキリ解明されます。

その2:作中での故人との絡みが絶妙

近年高い人気を誇っているキャラクター・安室透(あむろとおる)には、警察学校時代の同期である松田陣平(まつだじんぺい)・諸伏景光(もろふしひろみつ)・伊達航(だてわたる)・萩原研二(はぎわらけんじ)の4人の仲間がいました。

「いました」と過去形なのは、4人ともすでに故人だからです。

1年前、今作の制作が決定していた段階で、この警察学校時代の仲間が描かれることはわかっていましたが、4人もの故人を、今を生きるコナン達とどう絡ませるつもりなのか? 最も不安視していた部分です。

ところが蓋を開けてみれば、過去と現在を絶妙に調和させていてまあ驚きました。過去の振り返りエピソードで無駄なものがまったくない、つまり故人であるはずの4人も、この作品になくてはならないピースとしてしっかり組み込まれているのです。

一本取られた!って思わず言っちゃいました。

その3:キャラクターを全面に押し出しすぎていない

コナンの魅力のひとつは、個性豊かなキャラクター達なのですが、近年はキャラクター自体の人気に頼りすぎているのでは? 主役もしくは主役級に据えているキャラクターにとりあえず派手なアクションさせればいいと思っているのでは? という作品が多く見られました。

ファンとしては、キャラクターの掘り下げはもちろん大歓迎ですが、そちらに注力しすぎて事件自体がおざなりになることは望んでいません。

今回は、特定のキャラクターがでしゃばりすぎることがなかったのが、とても効果的でした。一歩引いた場所に立たせる、あるいは思い切って退場させる。展開上、余計なものを削ぎ落とした結果、必要なものだけが観客に伝わりやすくなっていますし、コナンをあまり知らない人にもオススメしやすいです。

その4:恋愛模様はしっかり描かれてる!

推理と同じくらいコナンに欠かせない、恋愛要素。最近はいろんなカップルが誕生しまくっていて、もう最高です(語彙力)。

長い間ファンから応援されているカップルといえば、警視庁捜査一課の高木渉(たかぎわたる)刑事と佐藤美和子(さとうみわこ)刑事。コナンにいつも情報提供してくれる(いいのか?笑)大事なポジションのキャラクターです。

原作ではさまざまな障害を乗り越えて恋人となったわけですが、この2人の恋模様が劇場版でしっかり描かれるのは初めて

予告を見ると・・・えええあああ高木刑事が白いタキシード着て、佐藤刑事がウェディングドレス着てるんですけどおおおおお!?!?!?

結ばれちゃう!? ついに!? これは見届けるっきゃないね!

その5:劇場版コナンで初めて泣ける作品

今までドキドキワクワクしたことはあっても、コナン映画で泣いたことなかったんですよ。

泣きましたね。まったく堪えられなかった。

アニメだと侮るなかれ、本当に考えさせられます。


まだまだたくさんの魅力がありますが、ネタバレになっちゃうのここまで! でも十分、なぜこの作品を推すのか伝わってくれたと信じています。

もう一度いうけど、コナン映画全25作品の中で、1位2位を争うほどの最高作品だから、マジで見た方がいいよ。



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