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27歳俳人、ドラフト会議で1位指名されました
2018年7月、1本の映画を見て、地方移住したい!という意欲が爆上がりした私。
しかし、いきなり壁が立ちはだかります。
具体的になにすれば移住ってできるの??
出身の群馬県に帰る気はさらさらなかったので(その話はまたいつか)、ゼロからのスタートだったのですが……。
人口が1,000人に満たない村から、いわゆる地方都市と呼ばれるところまで、「地方」と呼ばれる地域は山ほどあるわけです。
その中からどうやって選べばいいんですかね?(困惑)。
学生時代、日本各地を旅していたものの、いわゆる観光目的での訪問ばかり。移住という視点で訪問先をとらえたことはありません。
さらに移住となれば仕事探しは付き物。周囲に、地元以外への移住をしている人はいませんでしたし、具体的には何をすればいいか、誰に相談すればいいのかもさっぱり見当がつきませんでした。
映画を見たわずか3週間後、運命の連絡がきた
すると、映画を見た同じ月に、とある友達から連絡がありました。
「移住ドラフト会議っていうのがあるんだけど、選手として出てみない?」
んんんんん??? なんじゃそりゃ???
よくわからんけど、おもしろそうだぞ! 名前に「移住」って入っているし、何かの足がかりになるかも!
(上記のリンク先は今年のものです)
野球のドラフト会議になぞらえた移住イベントで、参加している地域側(球団)が、地域に興味がある参加者(選手)を指名することで、つながりを作ろうというもの。
しかも、指名されても移住しなくてOK!
当時、30歳くらいまでに移住できればいい方だよな(当時27歳)と考えていた私。移住が強制でないこと、地域のキーマンと呼ばれる人達とつながれそうだと感じたので、参加することにしました。
まさかの2球団から1位指名!
強化キャンプ(という名の交流レクリエーション)や、前夜祭に参加し、各球団にアピールしまくった私。
2018年10月、いよいよ指名会議が始まりました!
なななんと、私は2球団から1位指名をいただきました!!本当のドラフト会議さながら、すべてはくじ引きに託されます。
宮崎県新富町から指名された!どこ!?
私との交渉権を獲得したのは、「こゆ財団」という宮崎県新富町にある地域商社でした。
実は、こゆ財団(新富町)から指名されるのは予想外だったので、ぶっちゃけ「嬉しいけど、どこかよくわからん!」というのが、指名された時の感想でした(笑)。
こうして、縁もゆかりもなかった新富町を知った私は、移住へ向けて一気にアクセルを踏み込むことになるのです。
(続く…)