見出し画像

第二の人生(セカンドキャリア)の準備は、第二の人生が始まってからじゃ遅いって話


「セカンドカーブ」
って言葉、みなさんご存知ですか?

私は先日、セカンドキャリアについての話をしていた時に初めて耳にしました。


たとえば、新卒で入社した時ってやる気に満ち溢れていますが、しばらくは覚えることいっぱいだし、慣れないことばかり。

自分ってこんなできないんか!って、けっこう落ち込むこと多いですよね〜。

でも数年経つとコツを掴んできて、スキルも身についてきて、ぐんぐん成長しモチベーションもアップしていきます。

こうしたモチベーションや成長度合いをグラフに表すと、S字型になります。


ところが、ある時点で頭打ちになります。もう学び尽くした、ある程度の地位まで登ったなど、「やり尽くした」感が出てくるそうです。


今や人生100年時代ですから、たとえば60歳でリタイアしても、あと40年残っています。

じゃあ、20歳から60歳までと同じことをやろうとしたって、大した成長は見込めないわけです。

だからセカンドキャリアという言葉があるのですが・・・

60歳からさあ何かをやろう!と思っても遅いらしいです。

こちらの図をご覧ください。

証券経済研究 第92号(2015.12)より引用

上記で説明していた若い頃の成長(ゆるやかなS字)と、次のセカンドキャリアを示す右側のS字が、かぶっていますね。

つまり、今こそ絶好調!ってときに、セカンドキャリアの準備を始めておかないと、いざセカンドキャリアに突入したときに、うまく新しいキャリアを展開できないんです。


年齢的にはまだセカンドキャリアのセの字も考えたことがなかったので、そんなに早く準備が必要なの〜とびっくりしました。

反面、自分の親や周囲の大先輩を見ていると、たしかに最も働き盛りのときでも、自分の趣味などを突き詰め続けていた人が、定年後も積極的に活動していたり、会社立ち上げたりしているなという印象です。


私もこのまま好きなことはちゃんと続けよ〜と思った話でした。

頭の片隅に入れておこう!

いいなと思ったら応援しよう!