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避難訓練をしました。消火器を初めて使いました&古い知識のままでした

今日は、職場が変わって初めての避難訓練。

とりあえず早く逃げて、119番通報すればええんやろ〜と思っていました。

決して間違ってはいないのですが、その認識だけでは甘い!と痛感したので、備忘録も兼ねて書き留めておきます。

※6/16追記:「110番」ではなく正しくは「119番」でしたので修正しました。失礼しました。119番=救急車というイメージが強すぎました(汗)


・できるなら初期消火をしてから通報!

119番している間も火の勢いは止まらないので、距離を置き退路を確保した上で、火が小さいうちに消火を試みるのが大事。

もちろん火が大きかったり、逃げ場が危うい場合は即座に避難を!!


・1本の消火器で消せるのは、布団1枚分

今日の訓練で、初めて消火器を使いました。

  1. 黄色のピンを抜く。

  2. ノズルを火元に向ける。

  3. レバーを握って放射。

練習用のため、中身は消化剤の粉ではなく水だし、ピンも抜きやすかったというのもありますが、意外と扱いが簡単だと驚きました。

これなら、いざというとき迷うことなく使えそうです。

1本の消化器で消せる範囲が、だいたい布団1枚分というのは初めて知りました。思ってたより、狭い。

放射も十数秒で終わるので、消えたかなと思っても最後まで火元へ放射し続けるのがよいそうです。


・布団やベッドは火が消えても、ひたすら水をぶっかけろ

表面の火が消えても、中に火種が残っていて、しばらくしたら発火する可能性があるので、これでもかと水をかけ続けなさいとのことでした。

『め組の大吾』で読んだから、覚えてるぞ!


・火が収まっても119番はした方がよい

自分で消火できたとしても、119番をおすすめするとのこと。

もしも家の一部や家財が破損していた場合、消防の方に現場を確認してもらわないと、罹災証明書を発行できず補償が出ないから、だそうです。


・119番したら火災の状況を説明する

火の状況によって、消防団など応援を頼むのかどうか、対応が変わってくるそうです。

なので、通報したらわかる範囲で、どこがどう燃えているのか説明しましょう。

実はちょっと前に119番通報したことがあったんですが、やたらと「煙は出てますか」「火は見えますか」って聞かれたのは、このためだったんだな・・・。(幸い大事にはなりませんでした)

あと、お住まいの地域によっては管轄と違う消防署に119番がつながる可能性があるので、最初にどこの市町村・地区で火災が発生したか伝えると、よりスムーズです。


・壁や天井が燃えていたら、消火せず逃げて通報せよ

地面や床で燃えているものに対し、消火器を使うのは有効な手段。

でも、壁や天井に燃え移ったら、もう消火器での消火は無理なので、急いで逃げて通報するべきとのこと。

火の大きさや勢いだけでなく、どこが燃えてるかでも対応が違ってくるんだなー。


・職場以外の人がいたら避難口への誘導を!

職場だと、外部の方がいらっしゃることがあります。

外部の方は建物の構造を把握してませんから、きちんと職員が避難口まで誘導しましょう!

ちなみに避難するときは、火元や煙から一番遠い出口を使った方がよいとのことです。


・天ぷら油からの出火には絶対消火器!

天ぷら油に水をかけてはいけません。爆発するんで。

あと、最近は「マヨネーズを投げ込むと有効」という情報が出回っているらしい(初めて聞いたよ!)ですが、嘘です。しないでください。

天ぷら油の火災には、消火器一択だそうです。

濡らしたたタオルかシーツをかける方法もありますが、やけどの危険性がとても高いため、やらない方がいい、本当に本当の最終手段なんですって。

・・・えー!濡らしたタオルかければええやろーって思ってた!!すんません!!


なお、消火器は5〜6千円で買えるそうです。一家に1本、用意した方がいいかも。

火事を未然に防ぐのが一番大事ですが、起こるときは起こるので、しっかり備えておきましょうね!

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