自分を動かす「仕組み」を知ろう!新たな一歩を踏み出すための方法
仕事でも、プライベートでも、今までやったことのない新しいことを始めたいと思ったときは不安がつきものですよね。ワクワクすると同時に、不安で足がすくむものです。その結果、実際に行動に移すことを先延ばしにしたり、諦めてしまった経験はありませんか?
新たな一歩を踏み出すための方法とは?それが出来る人と出来ない人の違いは一体どこにあるのでしょうか?その差は、自分を動かす「仕組み」を知っているかいないかです。
一歩を踏み出すのが不安な理由とは?
そもそも何故一歩踏み出すのに勇気がいるのでしょうか。人によって様々ですが、以下のような理由が考えられます。
・恥をかくのを恐れてしまう
一歩踏み出す勇気を持つことができない理由の1つとして『恥をかくこと』を恐れることが挙げられるでしょう。勇気を持って行動しても必ずうまくいく保証はありません。失敗して誰かに笑われたり、バカにされて恥をかいてしまうのではないだろうかと考えてしまうものです。「情けない姿」「できない自分」をさらけ出したり見られることを想像すると、不安になりますよね。
・過去に傷ついた経験がある
誰しも失敗した経験はあるものです。新しいことを始めようとしたり、人間関係に変化を起こそうとしたとき、過去に傷ついた経験がフラッシュバックすると前に進めなくなってしまいます。
・具体的なイメージが持てない
新しいことは手探りで始めることもあるでしょう。知らないことに対して、人は不安に感じる傾向があります。どんな手段で、どのくらいの労力をかければ出来るか分からないと、一歩踏み出す前に不安を強く感じてしまい、実行に移せないことがあります。
人は過去の経験や知識からしか判断できません。しかし、どんなに考えても初めての事は、やってみなくては分からないものです。少しでも「やってみたいな、この方法はどうだろうな」と迷ったら、勇気を出して一歩を踏み出したいですよね。
新たな一歩を踏み出すための方法~メンタル編~
不安の原因がわかったところで、ここからは自分を動かす「仕組み」をメンタル面とアクション面に分けてご紹介します。体を動かすには、まずは気持ちが大切です。新たな一歩を踏み出すために、3つのことをぜひ心に留めておいてください。
・不安な気持ちと向き合おう
新しいことに不安を感じる自分を認めましょう。一歩踏み出す時に「怖いな」「無理かもしれない」「うまくいかないかもしれない」と失敗が頭をよぎって恐れが出てくるのは自然なことです。大切なのはその「恐れる気持ち」を無視したり無かったことにしてしまわないです。「私は今、不安なんだな」と客観的に受け止めましょう。恐れを抱くことは全く悪いことではありませんし、失敗を回避するために不可欠なものです。落ち着いてから挑戦すれば良い結果に向かいやすくなります。しっかりと自分の気持ちを受け入れてあげましょう。
・失敗した過去を責めない
新たな一歩を踏み出せない人の多くは「昔失敗したから」「今までダメな人間だったから」「みんながいつも無理だと言っていたから」といった過去の記憶や経験、体験を元に思い込んでいることが多いです。しかし、過去の経験とこれからの自分ができるかどうかは全く別の話です。
昔は知識や方法を知らなかったり、あるいは他の条件が悪かったりしただけかもしれません。人間関係の失敗でも、昔は幼くて経験が浅かっただけかもしれません。しかし、今の自分は知識も、経験も、条件も違います。成長した今の自分から過去の自分に対して責めるのはやめて、許してあげましょう。それが一歩進む勇気になります。
・うまくいかなくても受け入れよう
勇気を出して始めてみても、失敗はあるかもしれません。恥をかかない保証もありません。思わぬハプニングがあったり、自分が期待していたものとは違う状況が生まれるかもしれません。しかし、傷ついたな、恥ずかしいな、苦しいなと感じることがあっても、自分を否定する必要はありません。むしろうまくいかないことを覚悟して踏み出すことができれば、自分の自信になって、より良い結果に繋がります。
取り組み方を変えたり、そもそも辞めて別の新しいことを始めるという選択肢もあることを忘れないようにしましょう。
新たな一歩を踏み出すための方法~アクション編~
勇気を出すのに必要なのは、根性でも気合でもありません。不安を消して前に進めるような、自分を動かす仕組みです。新たな一歩を踏み出す気持ちの準備が出来たところで、具体的な方法を3つご紹介します。
・理想の姿を書き出してみる
どうなりたいのか、どんな結果が欲しいのか、自分の理想の姿を書き出してみましょう。「こんな凄いこと実際はできないかも」と遠慮する必要はありません。自分が何を求めているのか、そのために何が必要なのか、できるだけ細かく書き出すことで漠然としたイメージが具体的になっていきます。
理想の姿図は、新しいことを始めた後でも役立ちます。始めた後で大変なことがあってもまた気力を振り絞れるように、スタート時の目標やそもそも始めた理由をいつでも思い出せる指標になるはずです。
・情報収集して「小さく」やってみる
人はよく知らないことに対して不安に感じて、二の足を踏んでしまいがちです。そこで気になったことはどんどん調べ、不安を解消していってみてください。ある程度情報収集できたら、実際にやってみましょう。例えばライターになるために、とにかく記事を一本書き上げてみるなど、すぐに成果や報酬に繋がるものでなくてもかまいません。時にどんな二次情報よりも多くのことが、実際の経験で分かります。それまでずっと不安に思っていたことも、実際は肩透かしに思えるほど簡単だった、と気づくこともあるものです。
・「意思」に頼らず「環境」から始める
新たな一歩を踏み出すことは勇気がいるので、行動に起こすだけでも大変ですよね。そこで、まず「環境」から始めるという方法があります。例えばダイエットを始めたいという時に周囲に美味しそうなものがあったり、勉強しようという時に周囲にテレビや漫画やスマホがあると、誘惑に負けてしまいそうになりませんか?そこで自分の「意思」の強さに頼るより、誘惑を遠ざけた「環境」を作る方がはるかに手っ取り早くて気持ちも楽ですよね。環境が整ったら自然と一歩進んでいる、なんてこともあります。
難しいからやろうとしないのではなく、やろうとしないから難しいのだ。
古代ローマの哲学者、セネカの言葉です。
一歩踏み出すことは不安で、勇気がいるものです。しかし自分を動かす「仕組み」がわかれば、ちょっとの勇気さえあれば前に進める助けになります。小さなことでも一歩踏み出せば自信に繋がり、次々と大きなことに挑戦することができるようになるでしょう。
私が最近踏み出した一歩はSHElikesへの入会です。
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小さな勇気が、きっと今日より楽しい明日へと導いてくれます。「一歩踏み出す勇気」を持って人生を楽しく過ごしていきましょう。
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