灰色OLの日常　はじめてのnote

はじめまして。
地方都市で働く、特に目立たないOL。特技はないが、スケジュール帳だけは無駄にきれい。書く予定が少ないから、空欄の多さを彩りでごまかしているだけだ。

好きなものは、定時退社とコンビニスイーツ。嫌いなものは、月曜の朝と、仕事ができる風を装うExcelのカラフルなセル。あの「とりあえず色分けしました」感が耐えられない。色で片付くなら、世の中もっと平和だろうと思いながら、こっそりCtrl+Zで元に戻す毎日。

人生の半分くらいを「あー」とか「まあいいか」でやり過ごしてきた。それでも最近、この「あー」と「まあいいか」にも奥があるのではと思い始めた。ただ、深掘りする気はない。

これからこのブログで、私の日常を淡々と綴る。夢を追う感動ストーリーも、ポジティブな自己啓発もない。ここにあるのは、通勤電車で耳にしたどうでもいい会話、社内の謎ルール、そしてたまに心が動いた瞬間だけ。

通勤電車で昨日耳にしたのは、前に座っていた学生の会話だ。
「お前さ、次のテストどの教科やばい？」
「全部」
突き抜けた潔さに思わず笑いそうになった。その無敵感は、社会人になると薄れていく。テストが全部やばくても、仕事は「なんとかなる」顔をしなければならない。これが大人の世界だ。

会社で昨日、「今週末、飲み会がある」と告げられた。案の定、静かにカレンダーの空白を確認し、「埋まってます」と答えた。予定はないが、空白を守るのも立派な予定だ。

こんなふうに、私の灰色の日常は続いていく。大きな波風もなく、ささやかな疑問と笑いを拾いながら進んでいく。

最後に今日の締めくくり。
「灰色の日常にも、小さな笑いは転がっている」

またねー！！