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VIBE

空気について。

空気と一言で言っても、とても色々な空気があるが、
今日は主にVIBEという意味での空気について話そうと思う。

とはいっても別々の物のように思えても実は全部繋がっていて、
あまり分けて考える必要はないと思っている。

最近、俺も、俺たちも非常に良いVIBEで生きてると思う。

VIBEが難しければムードでもいい。

マインドでも。

生きていると「なんか良くない雰囲気/空気だな」とか感じたことは誰しもあるはず。

逆に「今めっちゃいい空気だな」とか。

それは大自然に触れた時なんかも、実は違うことのようで同じだと思う。

結構俺はその辺の空気というものを大事にしていて、

日常的にお香を焚いて空気を変えたりってのは随分前から身についている。

だから今販売しているファブリックミストも理由なく作っているわけではなくて、

空間の匂いが空気に、
そして空気が精神にもたらす効果というものが絶大だから、

是非生活に取り入れてほしいと思って作っている。

要は今回書いている空気ってものは主に精神的な話なんだけど、

良い空気な時/良い空気な人っていうのは人が集まりやすい。

それ自体は悪いことではないし、

その良いバイブスが見てわかるほどに出ているという面では非常に良いことなのだけど、

気をつけなきゃいけない点もある。

それは新たに持ち込まれる空気が必ずしも今の自分たちにフィットするかと言うと、そうではないということ。
これは善悪の話でもあるが単純に合う合わないの話でもある。
そしてそこを無防備に全て受け入れていると痛い目を見るということ。

自分ないし自分達にアプローチしてくる人たちの中には、
それぞれその人その人のVIBEというものが存在して、
それが噛み合わないと、
長い時間かけて築いてきた今の空気が壊れかねない。

そして、何か話を持ちかけてくる人というのが必ずしも良いバイブスであるという保証はない。

これは人を疑えと言っているのでは無く、守るべきものを守る為に見極めが必要という意味。

そしてその守るというのは守りに入るという意味ではなく、
大切なひとを守るため守り切るための覚悟とか意識である。

だからこそ、この見極めというのは本当に難しくて、「フィーリング」の一言で解決できる時もあれば、もっと複雑な見方が必要な場合もある。

そういう少し難しい判断が必要な時は自分が信頼できる人に相談するのが一番良いと思う。

一人で決めてしまうと俺の経験上あまり良い方向にはいかないし、
そもそも自分の見る目や感性が果たしてジャッジするに値するのか、
というのは色々経験した上で
「一人で判断しない方がいい」という結論に今は至っている。

それは日本人とか外国人とかはあまり関係なくて、
例えば最近は海外からの問い合わせがそれなりに来るが、
日本人と同じく、やってる人はやってるし、やらない人はやらない。
国民性とか言い出したらキリがないので、やってるかやってないかで俺は見てる。

そこは言語とか住んでる場所が違うだけで、
例えば海外から仕事が来たからといって「海外!」とか舞い上がる必要は全くなくて、
相手の求めているものと自分の求めるものが一致しなければ断ればいいし、
お互いにとって良いバイブスで出来るのであればやれば良いと思う。

俺自身あまりハッキリNOと言えない人間だった。元は。
ただ、その変なというか曖昧な優しさ(と言っていいのかわからないが)ってのは
ハッキリNOと言うよりよっぽど面倒くさい事を運んでくる。
だから、俺はどんな人にも嫌な場合は「嫌です」と言うようにしている。

空気が人に与える影響ってのは目に見えない分、計り知れないほどデカい。

例えばめちゃくちゃ家族が仲悪い家で、怒鳴り合いが日常の食卓で育てば
それは本人の努力では賄い切れないほどに人生に悪影響を及ぼすだろう。

仕事場もそう。

よく見てみると目には見えないんだけどきっとわかるはず。
そこに流れている空気が良いのか悪いのか。

そしてVIBEというのは肉体にも顕著に出る。

これといって美女というわけでもないのだけど、
物凄く表情が豊かでたまらなく可愛い人もいれば、
めちゃくちゃ整っているのに全く惹かれない人もいる。

これは男女問わず言えることではあるんだけど、
表情ってマジで生き方が出る。
それは顔の表情も声の表情も姿勢の表情も。

これだけは加工してもどうにもならない。

だから良い空気を纏って生きるってのは物凄く重要だし、
それは自分にとっても勿論そうなんだけど、
自分の大切な人が良い空気で生きれるように
考えて行動するっていうのはすごく大事だと思う。

それは思いやりでもあると思うし、
お互いに「なんか今いい感じだな」って時間が続くと素敵じゃないですか。


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