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優しさ
前までは仲間とか大事な友達とか大事な人が困難に陥った時に
「大丈夫?」「出来る事あったら言ってね」と側にいるのが優しさだと思っていた。
それは心身問わず。
今もそれは優しさではあると思う。
ただ、それ一択だと長年思ってたし、他に選択肢があるなんて特に考えもしなかったが、
今の俺の考え方は少し違う。
もしもそういう状況になったら、俺は自分の事により集中する。
俺の考えでは、動けない状況の奴がいるなら、自分がいけるとこまで全力でやれば良い。
それは負担とは言わない。
そして、そいつが困難を乗り越えた時に、前までより少しでも良い状況や環境を作っておく事の方が大事だと思う。
誰かが止まった時、側にいるのは数人で良い。
心を側に置けば良い。
皆んなで止まったら文字通りそこからリスタートになる。
動けるなら道を切り拓いておく役目を自分が担ってもいいんじゃないか。
本当にそいつに対して愛があるなら、あえて振り返らないのも一個の選択肢としてはありなんじゃないかと思う。
必ず合流するという確信があるなら、
畑を耕しとく奴が1人ぐらいいても良い。
昔から流した汗は嘘をつかないと言うが、
それの真偽は知らないけれど、
大事な人を思って汗を流す事自体には悪い気はしないはずだ。