松原早耶担当Pによるデートアイプロ雑感
はじめに
2022年4月30日~5月9日にかけて、待ちに待った”””松原早耶が登場する”””アイプロ「アイドルプロデュース 爽やか♪GWデートプラン特集」(以下、デートアイプロ)が開催されました!!!
アイプロは台詞やコミュの量も多く、登場アイドルの今まで見えなかった部分が見えるので、いつか早耶も登場してくれたら、とずっと待っていました。
結論から言うと「今まで見えなかった部分」が多く見られるアイプロではなかったと思いますが、内容としては大満足でした。
むしろ、今までの積み重ねの先をより重点的に見せる、というのは松原早耶のこれまでを考えると意味深いものだったと感じます。
今回はデートアイプロのなかで良かった点、注目すべきだろう点を簡単に箇条書きしていこうと思います。
1.「追いかける側」から「追いかけられる側」へ
早耶は流行を追いかける子です。
時々で様々なもの、ことを追いかける子であり、その姿勢は「みんなの『好き』、早耶も好き!」([カラフルリフレッシュ]松原早耶)の台詞によく表れていると思います。
一方で、「趣味:ブログ」にみえるように早耶自身も「好き」を発信する子です。
アイドルとして、自身をより発信していくなかで、流行を追いかける側だけではなく、早耶自身が追いかけられる側にもなりたい、という意識も出てきました。
今までもデレステの営業コミュなど、早耶が「追いかけられる側」でもあることが伺える描写はありました。
しかし、今回のデートアイプロでは乙倉ちゃんを通して、それがよくよく見えたのです。
早耶と乙倉ちゃんはユニット「TIP!TAP!FLAP!」でもご一緒しており、当時から「可愛い」を貫く姿勢に尊敬、憧れの目を向けてくれていました。
今回のデートアイプロでは、早耶をリスペクトする乙倉ちゃん、同時に、可愛くなろうと頑張っている乙倉ちゃんをよくよく見ている早耶、という描写がたくさん見られました。
デレステのメモリアルコミュ1、ぷちエピソードなどでも描かれている通り、早耶は可愛くありたいと振る舞うなかで心ない言葉をかけられてきました。
乙倉ちゃんによる憧れのまなざしは、「追いかけられる側」に立つ早耶を見せてくれただけではなく、当時の早耶を救うものであったと思います。
2.「趣味:ブログ」が活かされる仕事
少なからず描写されてきたものの、まだまだ謎が多いのが早耶のブログです。
今回のデートアイプロではブログについても描写が結構ありました。
とりわけ今回目立ったのは、ブログを長く続けてきたことが仕事にプラスの影響をもたらした描写です。
宣伝としての優れた面、そして、度々の写真撮影でもブログを続けてきたことがプラスに働いた描写がありました。
ブログは早耶がアイドルになる前から続けているものです。
アイドルになったことで新しく頑張り始めたことが実った描写があったことと同様に、「アイドル松原早耶」以前からの早耶の在り方がそれとして早耶の強み、魅力に繋がっていることが伺える嬉しい描写でした。
また、数々の描写・発言から、[チャーミーギフト]松原早耶+で早耶がブログ本を発売していることに説得力が増したようにも感じました。
3.早耶らしさを貫いた先で
今回のデート企画を早耶に持ってきたこと、これ自体がプロデューサーから早耶に対する最大限のリスペクトではないかと思っています。
既に書いた通り、早耶は「可愛くありたい」という振る舞いゆえに周囲から心無い言葉をかけられてきた過去があります。
そして、そんなときに早耶のその在り方、そして、そう在るための努力を見出したプロデューサーに惹かれ、アイドルを始めました。
アイドルとしての甘さを時にたしなめつつ、「可愛く在りたい」という早耶の姿勢を尊重しながら進んできたのが松原早耶というアイドルです。
だからこそ、その在り方を思いっきり発揮できる仕事を提供した、ということ自体が、今までの早耶の歩みに対する承認だと思うのです。
前項で書いた「趣味:ブログ」が活きる描写もそうですが、アイドルという文脈のなかで、早耶の歩みが着実に実っていることをよくよく感じられるイベントでした。
だからこそ、ふじともによる以下の早耶評は、現在の早耶をよく表した素敵な表現だと思いました。
早耶自身の「甘やかした」くなるような可愛さはもちろんのこと、歩みを続けてきたなかでより磨かれた優しさや、頼りがいが「甘えたくなる感じ」にも滲み出ているのでしょう。
4.秘密の写真フォルダ
「可愛くある」という点でもぐんぐんと成長している松原早耶、そんな彼女の可愛い演出のなかでも、今回群を抜いて素晴らしかったのが秘密の写真フォルダです。
ブログが趣味で、度々写真をアップしている早耶ですが、初期の頃(と推定される)にプロデューサーをブログに登場させようとしていました。
恐らくこの場でたしなめられたのでしょうが、その結果としてツーショットは2人だけの大切な思い出という意味を持つものになっていきます。
「好き」を伝えるブログが早耶にとって大切ものである、という前提を踏まえると「ブログ用ではないふたりの想い出」という表現がとても甘美なものになることでしょう。
そして、この「ふたりの想い出」は今も増え続けていることが今回のイベントで明言されたのです。
なんなら、今回のイベント中にもツーショットを撮っては「これは…秘密のフォルダ行きですねぇ☆」などとやり取りをしていたり。
早耶の可愛らしさと相手をどきりとさせるテクニックが詰まったとても、とても良い描写でした。
プロデューサー、ずいぶん甘くなってない?????
おわりに
駆け足ですが、早耶担当Pによるデートアイプロの雑感でした。
本当は細かく台詞を取り上げて、早耶の歩みを詳細に見ていきたいところですが、それはまたの機会にでも…。
「デート」を題材にした仕事ということで、早耶からすれば自身の魅力を最大限に発揮できるだけでなく、仕事としてプロデューサーと近づけるご褒美のようなものだったのかもしれません。
※と言いつつ、お仕事が終わった後にデートに誘うあたり早耶はしたたかでしたね
プロデューサーもそれを分からないではないでしょうし、その意味でも、早耶への信頼とご褒美という側面もあったのかもしれません。
早耶らしく頑張ってきたことが実るイベントでした。
松原早耶が松原早耶として歩みを続けてきたことが魅力として発揮されるお仕事で再び登場することを楽しみにしています。
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