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松原早耶が「ちゃんとしたアイドル」になるまで――「ネルソンを殺す生」に寄せて

※ニコニコブログに2017年5月7日に投稿した記事を移行したものです

はじめに

2017年5月6日に放送されました「ネルソンを殺す生」(以下、ころ生)にて早耶の紹介原稿を紹介していただきました。本当にありがとうございます。

台詞の引用がとても多いなか、感情を込めて、丁寧に読み上げていただいて感謝しかありません。紹介いただいたあとに素敵なコメントもあり、とても嬉しかったです。

以下、紹介原稿本文と、蛇足にはなりますが、少しばかり内容について触れたいと思います。

紹介原稿本文

以下、原稿となります。

「早耶、ちゃんとしたアイドルに近づけてますかぁ?Pさんのため、もっともっと輝いてる早耶になりたいなぁ…☆」

これはいったい、何枚目のカードの台詞でしょうか。実は、5枚目のカード、おねだりガール特訓後の台詞なんです。5枚目のカードでなお、「ちゃんとしたアイドル」になれているか訊ねてくるんです。

この台詞に注目しつつ、早耶がアイドルになっていく物語を、駆け足ながら紹介させていただきます。

早耶は最初からアイドルに興味があった子ではありません。自分を認めてくれたプロデューサーについてきただけの女の子です。最初のカードではアイドルらしい台詞もほとんどありません。

それでも、徐々にアイドルに興味を持ち、夢中になりました。2枚目のカード、スウィートドリーマー特訓後で「すこしずつアイドルらしくできるようになってるのかなぁ?」と零すようになります。

その後、例えばロワイヤルハート特訓前では「早耶、Pさんに大事にされたいだけなんですぅ。そうすれば少しずつ、ちゃんとしたアイドルになりますからぁ。ね?ね?」なんて言っています。

最初はアイドルに興味がなくて、ダンスもボーカルもいまひとつ。「可愛くなる」以外には興味がなかった子です。それでも、こうして少しずつ、一歩一歩「ちゃんとしたアイドル」を目指して歩いていくんです。

新しいカードになるほど、つまり、どんどんアイドルに真剣になるほど、努力していることがよく分かるセリフも増えていきます。

「早耶のまじめな努力はプロデューサーさんと一緒にアイドルを頑張るためなんですぅ。…うふふっ、本音はドキドキしちゃうかもぉ♪」

「早耶は楽しいことが好きですよぉ。みんなとがんばったり、プロデューサーさんと一緒にお仕事したり…ぜーんぶ大好きでぇす☆」

そして、7枚目のカード、キューティーチアー特訓後でついに次のように言うに至ったんです。

「ずぅ~っと笑顔の花、咲かせられましたぁ♪ほらぁ、プロデューサーさんが育てた早耶ですよぉ☆可愛く咲きましたぁ~!」

松原早耶という女の子の魅力は、ゆっくりでも、立ち止まらずに進んでいく物語にあると思っています。「可愛くなりたかっただけの女の子」が、プロデューサーに手を引かれ、また、ファンに背中を押されて、どんどん「アイドル」になっていくんです。

キューティーチアーで「可愛く咲きましたぁ~!」と言うまでになった早耶ですが、ここで終わりじゃないんです。早耶はもう、「可愛くなりたかっただけの女の子」じゃなくて、「アイドル」だから。

ぷちデレラを育て上げるとこんなことを早耶は言います。

「かわいい早耶はもちろんだけどぉ、カッコイイ早耶、セクシーな早耶…みーんな魅力的にしたいなぁ!」

その言葉の通り、最新のカード、かんぺきプランでは王子様衣装を着こなしていました。可愛くなるためにしっかり歩いてきた子だけれども、同時に可愛いだけに留まらない子なんです。アイドル松原早耶はどんどん、自身を魅力的に成長させています。

可愛くて、甘えん坊で、それでいて芯が強い女の子。彼女は僕たちが信じて、声をかけてあげればぐんぐん前に進める子です。

1人でも多くの方が、早耶の歩みに寄り添い、手を引いてくれることを願っています。

原稿に寄せて

今回の原稿は、早耶が「ちゃんとしたアイドル」へと至る過程を見てほしいな、との想いで書きました。

その際、自身の言葉で説明するよりも、早耶の素敵な言葉を聞いていただきたく、引用が中心となりました。本当に丁寧に読み上げてくださったネルソンさんに頭が上がりません。ありがとうございます。

私自身がそうなのですが、早耶のデレステのコミュに深く刺された方が多いと思います。放送中のネルソンさんの言葉にもありましたが、コミュ、そしてRの親愛度台詞は多くの方に触れてほしいと常々思っています。「松原早耶」が深く刻まれることでしょう。

(他でもないそれらコミュで刺されたゆえに担当になった私が言うのもおこがましい話ではありますが)ただ、松原早耶はもっともっと触れるほどにたくさんの表情、物語を見せてくれる子だと思っています。その1つとして、今回の「ちゃんとしたアイドル」へと至るお話を投稿させていただきました。

嫌われても自身を好きになってくれた人のために頑張る。可愛くなろうと努力するも認められず、さらには陰口まで叩かれた早耶がこう言い切る様はとても強く、眩しいです。

しかし、早耶は18歳の女の子です。また、Pにスカウトされたわけでもありません(自分から押し掛けてきた子です)。そんな彼女が「ちゃんとしたアイドル」になれているか、と時に不安に思う表情も、多くの方に捉えてほしいな、と考えています。

こうした考え、想いはどの担当Pもきっと感じていることでしょう。今回、こうしてそれをお伝えする場を用意していただいて本当にありがたかったです。

また、かんぺきプランを指して「かっこいい」とのコメントいただけたことも早耶にとって非常に嬉しい内容です。原稿内でも触れていますが、「可愛くなりたかっただけの女の子」が「アイドル」として磨いた新しい魅力です。認めていただけてとても嬉しいです。

今回の原稿では語り切れないほど、松原早耶にはたくさんの魅力が詰まっています。より多くの方が早耶に触れ、その魅力に気づき、あわよくば発信してくれることを願っています。

ネルソンさん、また、聞いてくださった皆さん、本当にありがとうございました。

ご参考までに

なお、今回の原稿で触れている内容は、以下の記事で詳細に書いています。

また、早耶に少しでも興味を持った方は、こちらにいくつか早耶に触れる際役に立つであろう物をまとめています(自身の創作物が多いことには目を瞑っていただければ…)

たくさんの方に触れてほしい、と書いたデレステのコミュについても書いています。先日のシンデレラキャラバンで登場した[ロワイヤルハート]松原早耶、そして追加されたメモリアルコミュ2に注目した記事を書いていますので、こちらもよろしければぜひ。

松原早耶をどうぞ、よろしくお願いします!

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