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ウロボランスを楽しみ尽くしたい備忘録

 ◆はじめに◆

 王来編三弾のカードがどんどん発表されてきてワクワクが止まらない今日この頃、皆様はどのカードでどのようなデッキをお考えでしょうか?

 私は先日発表された【ウルボランス】と【ロマノグリラ】が新しいデッキタイプとしてどう作ろうかうーんうーん唸っています。【ギュカウツマグル】と【ボルバル8】も気になってます。

 今回は個人的にウルボランスのデッキがまとまったので発表前の備忘録としてnoteにまとめてみようと思いました。

 以下がデッキリストです。


◆デッキリスト◆

@ウルボランス

 ウルボランス下でメテヲを召喚し、ウルボランス効果でマスカルゴトラップを唱え、マナからユニバースをメテヲの上に進化してメテオバーンでEXウィンを狙うデッキです。
 メテヲ+マスカルゴトラップ+ユニバースのパッケージはTwitterで見て真似しました。
 そこを基準に基盤ベースを色々添えました。


◆各カード解説◆

 ・ミクセル×4

ミクセル

 メタ枠。
 トリガーが最低枚数の8枚で攻めに弱いデッキなのでメタとして重要な役を担います。
 ウルボランスを出した時にチャフを使うことがあるので、メタ枠はミクセルになりました。

 ・バズレンダ×4枚

バスレンダ

 初動、中盤の基盤として採用しています。
 フェアリーライフ、Reライフを差し置いて採用している理由はウルボランスが8マナであるためです。初動からマナ加速をしていく2-4-6のルートとウルボランスの噛み合いがイマイチで、3-5-8のルートでウルボランスを出すことを考えました。
 そうなった時5マナで2ブーストできるカードとしてバズレンダに白羽の矢が立ち4枚採用になってます。3-5-8ルートの3でも5でも使える対応力が魅力です。

 ・ゆりゆり×4枚

ゆりゆり

 3-5-8ルートから外れてしまうカードですが、手札とマナの双方にパーツを揃えたいデッキなので、山札を多く掘れて状況に合わせバズレンダでマナ加速と手札補充を兼ねてるゆりゆりは必須枠になってます。
 3-5-8ルートに固執せず、2-4で動いて中盤状況に合わせた動きできる自由度も生まれます。

 ・ユニバース×2枚

ユニバース

 このデッキのフィニッシャーです。
 ウルボランスがきたことで、今までメテヲやポッポジュビラを出してそれらが生き残っていればワンショットできるといった1ターンを相手に与えがちだったところが改善されました。
 しかし要求値が低くなく、ユニバースに頼らない勝ち方もできてしまうので採用は2枚に抑えています。

 ・エスカルデン

エスカルデン

 メテヲユニバースのコンボを繋げるキーパーツです。
 文明を問わない点、メタを除去してから踏み倒しをしている点がマクスカルゴトラップの偉いところです。
 またこのデッキでは3-5-8の5の枠としての役割も担ってます。手札補充にも使えるので、ウルボランスとメテヲが引けたらマナじゃなくて手札に加える動きも強いと思います。

 ・エターナルボルバルエッジ×3枚

ボウバルエッジ

 ウルボランスとメテヲユニバースのタイムラグを消すカード。
 ウルボランス出した時に唱え、EXターン貰ってメテヲを出す動きは強力です。
 無理にこの動きをせずともウルボランスを立ててターンが帰ってきたとき、メテヲを出してボルバルエッジを唱えEXターン取りながら2体で殴るプランを取っていくユニバース狙わないルートも作ってくれます。
 メテヲユニバースと直接関係のないカードですが、殴るプランのことも考えユニバースより枚数が多めになってます。

 ・SSS

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 色合わせ兼強力な受けトリガーです。
 ウルボランスで打って除去をしてターンを返してもらうことも稀にあります。

 ・ステゴロカイザー×2枚

ステゴろ

 3-5-8の3枠です。
 ウルボランス化で上を出してもボルバルエッジが打て、手札とマナを整えられるので序盤から終盤まで隙のないカードです。

・メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ×4枚

メテフォ

 唯一非進化フェニックスでユニバースとコンボするデッキの核の1枚。
 シンプルに出た時3ドローが強く、ウルボランス下で打ちたい呪文を自分で供給してくれます。
 ユニバースのないボルバルエッジで攻める時もアンブロッカブルであること、クロックケアしながら殴れる点も活きてきます。
 非進化フェニックスだからという下敷き的意味合いでなく、アタッカー兼潤滑油として大きな役割があるので4投です。

 ・ロスキョウ×4枚

ロスキチョウ

 受け兼色合わせ。
 ブロッカーと除去で基本2面防御になってくれるトリガー時の受けの強さは同然として、アルモモを除去できるクリーチャーという点が大きいです。
 コストが7なのでウルボランス下でトリガーすればマクスカルゴトラップ、ボルバルエッジ、SSSなど打ててしまいます。
 ただの受けではありますが、序盤にトリガーしても強く、様々なところでシナジーをするため数あるトリガーの中でロスキチョウがこのデッキではベストと判断しました。

 ・黒豆男爵×1枚

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 3-5-8の3枠です。
 マナ回収も偉いですが、採用理由は3-5-8ルートにおける5枚目の8マナ枠として役割が持てるためです。
 能力はギャイアに劣りますし、マナ加速面も墓地メタ兼ねるお清めでいいのですが、それでも黒豆白米強力で、積極的に狙うほどではありませんがデッキにフィットしてるため1枚だけ採用しています。

 ・ウルボランス×4枚

ウルボランス

 三弾の目玉カードの一角。
 出したクリーチャー参照の呪文詠唱が強いのは勿論、手札を整える能力も呪文詠唱と相性がよくコンボも狙いやすくなります。
 地味にブロッカー持ちなのでウルボランスを出してターンを返しても若干生き残りやすく、EXライフ持ちなので除去にも耐性があり無理に出したターンにコンボ決めなくていいのが嬉しいです。
 ドキンダンテほどではないものの、ほぼ出せれば勝ちに近いカードなので8コストの重さに見合う切り札です。


◆動かし方◆

 基本的には3-5-8ルートでウルボランスを立てることを目指します。
 実際は3マナのマナ加速が3枚、2マナでの加速が4枚の計7枚初動なので3-5-8ルートはそこまで再現度高くありません。
 ミクセルを含めた11枚初動と考え、中盤はゆりゆりと5マナの2ブーストして7,8マナに到達させるように回してください。

 メテヲはビビッドローで5マナで出ることも稀にあり、パワーライン的にはそこまで除去されやすいカードでもないので、ウルボランスのない時はドロソとして積極的に出していいです。
 ワンチャン除去されなければそのままウルボランス抜きでユニバース決めることもできます。
 チャフを打ってメテヲで殴ればトリガーを完封もできるので、コンボに捕らわれず柔軟な動きをすると勝率が変わるのかなと考えています。


◆その他採用候補◆

 ・サイゾウ、バジリスク

サイゾウ

バジリスク

 ウルボランスの効果を相手ターン中に能動的に発動させられるニンジャストライクですが、マナが溜まってない序盤は手札で腐ってしまう点がネックです。
 今回コンセプト的にはウルボランスを出した時にボルバルエッジを使って相手にターンを渡さないことを想定してることからも採用を見送りました。
 ニンジャストライクの代わりにボルバルエッジと序盤の受けトリガーになるロスキチョウになってます。
 ハヤブサマルで受けて白米打って手札整えるパターンもありそうですが、若干要求値が気になります。


 ・アケルナル、天門

アケルナル

天門

 光のブロッカーであることを生かした踏み倒しです。
 召喚でないためウルボランスの呪文詠唱に反応しませんが、早期着地から次のターン以降に強い動きができます。出た時効果が弱くてもその後の動きが強いブロッカーは許されるということはロマイオンが証明してくれています。
 しかし手札の要求値とウルボランスを活かそうと思うと高マナのクリーチャーを召喚しなければならず、純粋にマナを伸ばす方向のがウルボランスが生きると考え採用しませんでした。

・ボルカニック

ボルカニック

 手札とマナを整える受け札で色も優秀、普段なら採用するのですが、3-5-8の動きを考えた時、5の役割をしても8マナに繋がらないため、5コスト枠を他に譲る意味合いで今回は抜けました。
 動きの柔軟性を重視するなら入れて間違いないカードではあります。


 ◆その他ウルボランスに使えそうなギミック◆

【天門エメラルーダ】

エメラルーダ

 天門でウルボランスとエメラルーダを出し、エメラルーダでトリガークリーチャーを出す方法です。
 ウルボランスの効果が「最初に出たクリーチャーが召喚でないと使えない」のか、「クリーチャーが出た後でも召喚自体がターン初めてなら使える」のかがわからないので天門使ったタイミングでウルボランスが起動するかは不明ですが、案の一つとして。
 「エメラルーダでトリガー引くことを前提にしている」という点についてはトライガードチャージャーでマナ加速+下準備になるのでいけます。2体目のエメラルーダで回収して使ってもいいですし。
 天門というデッキタイプなだけで受けに厚く、手広く光の強力なブロッカーで戦えるのでコンボガン狙いしなくても戦えるのもメリットです。

【ブレイン珊瑚】

ブレイン珊瑚

 ウルボランスから打てて、珊瑚が使う効果なので召喚扱いでウルボランスに反応します。
 カード選択なためtypeRや水バラギアラを踏み倒すことも可能です。
 何か楽しそうなことはできそうですが、自分は思いつきませんでした。


【5Cリアニメイト】

ヘブニアッシュ

 8コストのクリーチャー = リアニメイトの図式から考えられるやつです。
 5cである理由はストライクバックでデッドブラッキオを出すとウルボランスに反応するからです。
 5cのデッキパワーでウルボランスを使うかは、謎です。

【軽減デリート】

オールデリート

 リンシャンカイホ、フェルナンド7世、カリヤドネなどのコスト軽減しやすい11マナ以上のクリーチャーでオールデリートを打つデッキタイプです。
 EXライフによりオリジナルでもオールデリートワンショットができることと、やはりデカイ呪文を踏み倒したいロマンにより生まれたデッキタイプです。
 手札を整え、ウルボランスを出し、墓地を溜める、デッキをまとめるのが難しいですが、快感度は高そうです。


◆終わりに◆

 いくつか思いつく、誰かが既に発信していたウルボランスについてまとめてみましたが、やはり様々な活用方法があって非常に面白いカードです。
 現状思いつく形としてはメテヲユニバースをまとめたデッキがベストと考えていますが、それ以上に強力なデッキが開発されるだろうとも思っています。

 デッキをまとめるに当たって、8コストの重さ、色、クリーチャーの選択、呪文の選択と考えることが多い分面白さがそれ以上にあるウルボランスのデッキを読んでくださった皆様も考えて頂ければ、その際のきっかけになれば幸いです。

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