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GODZA杯を犬のように走れ

◆はじめに◆

 今回TwitterにてGODZA杯の告知を目にし、なんとか参加することができたため本気で優勝を狙ったるで!ってことで頭をこねくり回し、いろんなメタゲームを脳内シュミレーションし、必要なカードのために狂った犬のように100km以上車を走らせデッキを完成させました。
 それをTwitterの140文字で納めるのは悔しかったので長々語れるnoteにまとめました。

 面倒な方はデッキレシピだけでも、気の向いた方は採用の経緯や脳内メタゲームなど含め最後まで読んでいただけると嬉しいです。


◆デッキレシピ◆

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 ゴールデンカムイ完結おめでとうございます!!
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 デッキについては見ての通り(?)ヘビーポップのEXウィンを狙ったGODZAのデッキです。
 何をメタり、何を考えこの構築になったかは次の章で語ります。


◆コンセプトと経緯◆

 GODZA杯はGODZAとドミニオンスパイクの2種4枚が確定の特殊レギュレーションで、GODZAだけに注視するとドミニオンスパイクが浮いた構築になりかねません。ドミニオンスパイクも入れようという部分に運営の塩梅の良さを感じました。
 例えば【巨大天門】のような巨大設計図とスターゲイズゲートを組み合わせた場合、ドミニオンスパイクはノイズになります。
 例えばマグナム系を踏まえた事前にクリーチャーが生き残ってること前提のコンボデッキはドミニオンスパイクという見えている除去カードを気にしなければいけません。
 例えば単純な横展開殴りのデッキの場合、そもそも天門やゴッドゲートなどのGODZA出しカードの警戒の上、ドミニオンスパイクのGSが見えているのでがデッキ作成段階で打点計算が難しくなります。
 GODZAだけでなくドミニオンスパイクがあるからこそ特殊レギュレーションにおける深みが生まれていると私は感じました。この大会はGODZAが主役ですが、勝敗のキーポイントはドミニオンスパイクにあると私は考えました。

 ここまでを踏まえてどのようなデッキを作るべきか、天門、ゴッドゲート、アドバンスルール、侵略、etc・・・悩みながらとりあえずいいカードがないか近所のBOOKOFFに行ったとき、私は出会いました。

きんにくん

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 そうです、なかやまきんにくんです。そう、パワー。パワーなのです。

 GODZA杯とはお互いがGODZAを出し合い、ドミニオンスパイクでしばきあうことが当然考えられる大会です。
 つまりミラー対決のバトル発生を考えた時、大事になるのは相手を上回るパワーなのです。
 では何でパワーを上げるのがベターなのか、そこで真っ先に思いついたのが<ビックバンフェスライブ>でした。

フェスライブ

 ペトローバより大きい5000のパンプとDスイッチによる受け性能と色のかみ合い、ついでのように相手のドミニオンスパイク筆頭呪文の対象にならない効果を踏まえた除去のしづらいⅮ2フィールドというカードタイプ。
 ミラーを想定するならばパワーの差を押し付けて殴り続け、Ⅾスイッチによる防御だけで有利押し付けられるこのカードは今大会においてかなり有力なカードと私は判断しました。

 そして有力だからこそ念には念を入れワチャゴナで張替えをさせず、打点で押し切ることを考えデッキを組みました。
 当初はこのリストで大会に出るつもりでした。

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 ワチャゴナとビッグバンフェスライブを多くとり、確実に展開を狙いつつ、天門などのGODZA踏み倒し系にブラックアウトを決めながらGODZAと相性のいいサイノブサイを合わせたビッグマナ系の純粋なパワーで上げて殴るデッキです。

 

 完璧だ・・・踏み倒しもコンボも面処理とパワーでねじ伏せる”力”のGODZA。私は天才だ・・・。

 そう思い満足してた頃、運営からGODZA杯用のデッキをお披露目する【#極世構築】が発表されました。
 私ほどのデッキはないだろうなーと思いながらタグを巡回すると「このコンボはドミスパでなんとかなるな」「これは厳しいな」「ユニバース・・・え、キッツ」「墓地退化は勝てん」「トリガーあっつ!」と自分のデッキに不安を覚え始めた頃、衝撃的な出会いがありました。

ヘビーポップ

 それがヘビーポップです。
 いや、誰だよ。知らんがな。条件キッツ。
 あ、ZERO&STRIKEでGODZA並べるのかー。

 と感心しながら自分のデッキの練り直しをしようと思ったところ、気が付いたのです。
 「俺のデッキD2フィールドも同名カード4枚以上もあるじゃん・・・」と。
 同名カードとして選ばれたのは勿論GODZA。ではなく、

わんわん

 ワンワンワンです。
 ただアドバンスレギュレーションだから枠埋めのためだけに入れてたのに、まさかヘビーポップで勝つのに必要になるとは最初組んでた時は思いもしませんでした。なんだよアウトレイジ犬って。
 しかも同名ならハズレポンの助やドゥザイコもあるのですが、ワンワンワンは増えるごとにパワーが増えるため、ワンワンワン×5+ビッグバンフェスライブで相手のGODZAのパワーを超えます。どういうことなの・・・

 そのことに気が付いたのは大会の前日、4/30日。
 手元にはワンワンワンは0枚。通販では間に合わず、近所のBOOKOFFは1枚280円もしやがるワンワンワンが3枚のみ・・・私は走りました。ゴールデンカムイ2週目を読むのを途中でやめ、私は狂った犬のように走ること4時間、100㎞、県外まで走り続けカーナベルで1枚50円のワンワンワンを集めるために3000円を支払い揃え大会に間に合わせました。

 そして組んで完成させたのがデッキレシピのヘビーポップ採用GODZAデッキになります。

 以下各採用カード解説です。


◆各種カード解説◆

 ・フェアリーReライフ 2枚
 ・バズライフ 4枚

Reライフ

バズライフ

 通常の構築だとあまりないバズライフ優先の2コストブースト6枚採用です。
 枚数についてはお清めシャラップまでを初動と考え、ビマナで動くデッキなので最低9枚は初動は必要であり、安定させるため切りのいい10枚になるように配分しました。
 Reライフよりもバズライフが多い理由は、
・GODZA杯はゆったりしたゲームスピードが考えられるため、GSの受けはそこまで重要でないと思ったため。
・逆に自分のデッキのテンポを上げるため、1枚で複数ブーストできるカードが重要であり、お清め→バズライフで2ブーストの流れが強いと考えた。
 以上の2点です。GODZAならではの配分で、特殊レギュレーションらしさの見える部分で地味にこういうの好きです。

・ステゴロカイザー 4枚

ステゴロ

 極世構築であまり見なかったのが意外なカードです。やはりGODZAから出せない7マナの生き物だからでしょうか。
 その点を加味しても相手が多かれ少なかれ墓地からのリアニメイトをしようするGODZAを使ってくるので墓地メタ兼初動の自分の動きをするためにお清めシャラップは4枚必須と考えます。
 またこのデッキはビマナなのでステゴロで使ってマナ回収も役立つ場面が多く、ビッグバンフェスライブ込みのマッハファイターはミラーで大抵のクリーチャーを倒してくれます。
 更に更にワチャゴナに革命チェンジでビッグバンフェスライブの展開サポートになり、ダムドで面処理にもなる万能カードです。

 ・ファルピエロ 2枚

ファルピエロ

 極性構築で見かけてなるほどと思い採用したカードです。
 自壊で呪文回収なのでGODZAで蘇生して呪文を回収、つまり毎ターンドミニオンスパイクを振り回しながら盾を殴るGODZAの図が作れるのが面白いと思いました。
 最初1枚で回したのですが、想像以上に強く、1度使ったゆりゆりを回収してマナ回収に使ってハンドを潤沢にしたり、中盤に使用したキーボードアクセスを回収して喜望として使ったりかなり小回りが利くことが判明し、2枚採用しました。

 ・ゆりゆり 4枚

ゆりゆり

 ハンド補充の乏しいネクラカラーを解決する神のカードです。
 4マナで打つブーストというよりは6マナ以上払って必要なカードを手札に加えるという感覚で使います。
 このデッキはマナを手札にする考えで動くのでキーボードアクセスやゆりゆり自体でマナ加速後になるべく優先して回収して上げることでネクラカラー対決でのリソース有利を押し付けられます。
 また上記で述べたファルピエロを回収することでファルピエロ+GODZA+ゆりゆりによるデッキが切れない限りリソースをぶつけられる状況に持っていけることは覚えておいて損ないです。

 ・ドミニオンスパイク

ドミスパ

 この大会におけるレギュレーションの1つにして相手のコンボクリーチャー潰しです。
 一人回しでは対面がいないため一向に強さがわかりませんが、安易にマナに置いていると相手のコンボにやられかねないことを頭に入れながら練習しました。
 ドミニオンスパイクがあるからこそのビッグバンフェスライブなので、本当に要らないときのみ埋めるよう心掛けました。

・エスカルデン 4枚

エスカル電

 当初GODZAから出せるクリーチャー兼除去しながらGODZAと同じ範囲の踏み倒しをマナからできるということで採用していたカードです。
 しかし比較的早い段階で理解したのは「マナ加速という自分の動きをしつつ、相手のクリーチャーをドミニオンスパイクで除去する構えを取るカード」ということです。
 エスカルデン自身はドミニオンスパイクを回収できませんが、ドミニオンスパイクを手打ちしてエスカルデンで相手のマグナムなどを取る動きは頭に入れないといけないと考えました。
 具体的には5マナある時、バズライフで2ブーストする動きとエスカルデン出す動きの2択がある時、エスカルデンを出すようになりました。
 初めはバズライフで加速、マクスカルゴトラップで除去と盤面構築するプレイングを考えバズライフを打っていました。
 しかしエスカルデンを出し、相手にドミニオンスパイクを警戒させつつ1ブースト1ドローを狙う方が強いとわかりました。こちらの方がドミニオンスパイクが活きるだけでなく、ワチャゴナなど手札に加えて革命チェンジも狙えます。
 終盤はGODZAのリアニメイトよりもマナからヘビーポップを出すのに使うので、終始出番の多い1枚です。

 ・ビッグバンフェスライブ 3枚

フェスライブ

 このデッキの核、コンセプトです。
 GODZA杯におけるビッグバンフェスライブの強さは既に語りましたが、このカードを置いた後のプレイングは自分でもいまだよくわからず、このレギュレーションの難しさを感じる1枚です。
 相手に殴り倒されないパワーラインかつ呪文耐性がある、加えてエスカルデンからワチャゴナへ革命チェンジすることを考えて中盤から素直なビートをしていくべきなのかずっと悩み続けさせられるカードです。
 中速ビートをしたときの相手のトリガー天門など大量展開に対し、カウンターのカウンターとしてⅮスイッチ使い相手のリーサルを防げばいい。・・・本当にそれだけで、1ターン返してもらえる程度考えで勝てるのどうか非常に悩みました。
 結果まだ見ぬコンボに怯え天門やササゲール系トリガーからの殴らないカウンターコンボで負けるのを恐れ、ヘビーポップのEXウィン狙いのデッキに今回しました。
 GODZA杯の練度が高まると今後ビッグバンフェスライブを中心に殴るのか、殴らないのか、どっちなんだい!なメタゲームになるのかなぁ、なんて思いました。


 ・ワチャゴナ 2枚

ワチャゴナ

 マナからビッグバンフェスライブを貼るビッグバンフェスライブの支配者にしてビッグバンフェスライブを守る者です。
 守り過ぎて自分でもビッグバンフェスライブ貼りなおせない点は注意してください。この点についてはレッドゾーンバスターやダムドを一度乗せることで解決するのですが、その場面はあまりありません。
 またプチョヘンザなどと違いⅮ2フィールドを出すのはファイナル革命ではなく普通のcipなので無理にエスカルデンで殴って革命チェンジではなく、8マナ貯めて召喚してビッグバンフェスライブを貼ることの方が多かったです。
 ビッグバンフェスライブ自身は5マナで貼ったターンに特に何も盤面に影響を与えられずターンロスになるため、ステゴロを出してマッハファイターで面処理しつつワチャゴナを出してビッグバンフェスライブ貼ることでシームレスな動きをするためワチャゴナを2枚採用。
 コンセプトなのでビッグバンフェスライブを確実に貼りたい。でもビッグバンフェスライブ自体は基本1枚貼れればいいので最大枚数を取らず3枚の計5枚のⅮ2フィールド展開な配分にしてます。

 ・ヘビーポップ

ヘビーポップ

 ビッグバンフェスライブがメインで、その上でEXウィンを狙えるとのことで採用されたカード。ネタでなくガチで勝ちにいこうとしてヘビーポップが選ばれることになると思ってませんでした。特殊レギュレーションのせいでこうなったと思うと面白くて気に入った1枚です。
 特にGODZAの採用があるためEXを狙うため〆に出すカードではなく、隙あらばポン置きして置きドロソでして気軽に出すのがこのデッキでの使い方です。たまにファルピエロ出したりもします。
 また絶妙なことにビッグバンフェスライブ下では相手のGODZAよりパワーが高くタップキルされないパワーラインを持ち、ビッグバンフェスライブにより呪文が効かず、頑張って破壊してもGODZAで蘇生、ダムドでマナに送ってもマクスカルゴトラップで復活と弱点である一度相手にターンを返さなければいけない点を粘り強くヘビーポップ出し続けることで解決できていました。

・デッドダムド 2枚

ダムド

 主な役割は黒マナです。
 ビマナとビッグバンフェスライブのコンセプトの関係でGODZA以外に黒マナがなく、いくら9マナ貯めてから召喚を考えているとはいえ黒4枚は流石に無理があり、結果マナ色として選ばれたのはダムドでした。
 マナにいながらステゴロ、GODZA、ワチャゴナの上に乗って除去の役割も担えるので黒マナとして採用しながらも出番のあるカードです。
 特に素のパワーがGODZA越えであり、ステゴロでGODZA殴りながら侵略することでEXごと相手のGODZAを倒せます。
 ただし述べた通り黒マナが著しく少ないデッキなので、安易にマナからダムドを離すとGODZA出せなくなるので注意が必要です。


 ・GODZA

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 今大会の主役です。
 もはやあまり述べることはないのですが、GODZAの絶妙に低いパワーラインの10500が今回デッキを組むにあたりポイントになりました。
 ビッグバンフェスライブによりGODZA同氏の相打ちを避けるつもりが自分のデッキの大半のクリーチャーが相手のGODZAよりパワーが上回り、結果ドミニオンスパイクでバトル挑みやすく、改めてデュエマのパワーラインについて勉強になりました。
 中々通常のデュエルではお目にかかれない分非常に楽しく遊ばせてもらえたなーという感想です。

 ・喜望

希望

 ヘビーポップのEXウィン条件を満たすため、複数GR召喚するカードとして採用しました。
 使ってみるとネクラカラーのリソース確保の難しさから結構な頻度で中盤にキーボードアクセスを使い、マナから必要なカードを回収する場面がありました。そのため多めに3枚採用し、1枚はキーボードアクセスとして、1枚は喜望として使えるくらいの感覚でプレイしました。
 純粋なブーストカードとしてはいまいちですが、エスカルデンでドローでき、ファルピエロから回収のできるマナ回収カードという役割はネクラカラーのリソース不足改善に一役買ってくれる小回りの利くカードです。
 GR召喚の回数についてですが、このデッキは見ての通り横並びしません。しかし喜望含め4体タップできればいいので中盤に召喚したエスカルデンやヘビーポップなどタップして4,5体のGRはできます。喜望のコスト軽減はあまりできなくともビマナなので普通に出せました。
 また召喚してるクリーチャーがやられてもGODZAのリアニメイトで盤面形成ができ、そもそもビッグバンフェスライブにより盤面が崩れにくい印象です。
 ファルピエロやゆりゆりなどで回収し、コスト軽減した2体目の喜望でGRクリーチャーをタップしてワンワンワンを増殖させられることも頭に入れて計算すると盤面が犬だらけにできます。
 こうなるとヘビーポップがやられても普通にワンワンワンで殴り倒しにいけたりもします。

 ・レッドゾーンバスター

レッゾバスター

 特に語ることのない唯一使用できる超次元カードです。
 GODZAだけでなく、ヘビーポップとワチャゴナにも乗れます。
 主に殴る際の打点増やしに使うのですが、基本相手のGODZAをタップしてしまい効果を誘発してしまう点に留意です。

 ガイアールカイザーはサイチェンピッピーを警戒してヒャクメをマナに置いてくれたらなぁ、という思いで入ってます。


・マーチス 2枚

マーチス

 ワンワンワンのみでなくマーチスを入れている理由は喜望で12体もGR出すことがまずなく、1体目の喜望でマーチスが捲れると2体目の喜望を出す際のコスト軽減に役立ってくれるためです。
 またヘビーポップなしの時の殴る際打点にもなるのでデッキのビジュアルは悪くなりますが、ガチで勝とうと考えたためマーチス採用となりました。

 ・ワンワンワン

わんわん

 元ただのGRゾーン埋めに適当にデッキメーカーで入れてたカード。
 今ではワンワンワンでなければいけないため必死こいて揃えた必須カードです。
 ワンワンワンある理由は増殖することでパワーが上がり、ビッグバンフェスライブのことも考えると相手のGODZAのパワーラインさえ超えられるためワンワンワンに拘りました。
 余談ですがデッキメーカーで組んだ際のサムネイルに選んであげるととてもかわいいのでオススメです。


◆その他採用候補◆

 ・5sトラップ

5sトラっプ

 ライフゲートでなく、5sトラップの方が強い、それがGODZA杯と思い採用したかったものの、枠がどうしても取れずなくなく抜いたカード。
 ライフゲートの場合「より小さいクリーチャー」をマナから出すのですが、5sトラップ「自然限定だけど以下のクリーチャー」なので具体的には相手のGODZAを除去しながら自分のGODZAを出せるか否かの差があります。1マナ重くなりと踏み倒しの文明縛りがあるにせよGODZAが出せる出せないの差を考えればどちらを採用するべきかは一目瞭然と思います。

 ・ブラックアウト

ブラックアウト

 運営から天門やゴッドゲートがメタゲーム予想されるとの話もあり、そこに対するカウンターとして採用できる1枚です。
 また運営のメタゲームカードで存在するデッドゾーンを乗せるもよしなGODZAでリアニメイト可能なクリーチャーです。
 今回ヘビーポップ採用のため見送りましたが、ビッグバンフェスライブ下で相手のGODZAを破壊しつつ、パンプアップにより相手のGODZAに殴り倒されないという部分は充分メタゲームに対するカウンターになりえます。
 場合によってはこれらを採用したドルマゲドンも面白そうです。

 ・サファイアミスティ
 ・ドルツヴァイ

みすてぃ

ドルツヴァイ

 GODZA杯ということで相手が確実に面にクリーチャーを残してくること、ドミニオンスパイクが採用できることの2点からドルツヴァイによる大量ブーストが狙えるという点に着目したドルツヴァイミスティのEXウィンデッキです。
 特にハンデスされなければヒャクメを餌にできたり、最初の1撃を決めればドミニオンスパイクによる2撃目マナ加速もしやすく、ミスティを出す手段を整えれば案外楽にEXウィンを狙えると思いました。
 しかしいくらドルツヴァイがGODZAから出せるクリーチャーとはいえいくらなんでもGODZAデッキじゃなさすぎるのと60枚デッキの組み方に不安があったので没になった案です。
 ルール的に有効なデッキになるかも?と思いつつもこういう本質的なレギュレーション無視のデッキは自分で考えておきながらですが好きではないです。

・白米男爵

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 盤面に居れば相手のヒャクメの召喚に対してGODZAの触れないマナへ送り飛ばせ、素のパワーがGODZAを超えているためドミニオンスパイクの適正があります。
 また下は序盤の初動、中盤のマナ回収でネクラカラーのリソース確保にも一役買ってくれます。
 またやってることが喜望と同じなのでエスカルデンでドロー可、ファルピエロで回収可なので小回りの利くポイントも高いです。
 今回不採用なのは流石にReライフまでないと本当に受けがGS4枚で不安だったことと、キーボードアクセスを使う2-4の動きも視野に入れるため白米をやめReライフにしてます。実際は白米にしてしまった方がよかったかもしれません。

・ヒャクメ

ヒャクメ

 ネクラカラーがあり、ディスペクターを使う上で本来抜く必要のないカードです。
 ネクラミラーでのリソースかつかつバトルにおけるハンデスは強力で相手との差をつけつつ、ササゲールだけでなくマナ加速の面でもGODZAのサポートをできる最強カードです。GODZAからリアニメイトしてハンデスしていくのも強い、トリガーも強い、欠点がありません。
 ただでさえ強いのに今回ドミニオンスパイクが確定採用でドミニオンスパイクで除去を考えると手打ちならそれだけで1ターンのロス。選択しなければなのでマナ加速とハンデスでむしろドミニオンスパイク打った側の方が被害甚大になるというのが目に見えています。
 それでも尚今回採用しなかった理由は自分のデッキがマナ加速をしてGODZAを素だしするタイプであり、GODZA早出ししたところで相手への圧力は実際は大したことないのでは?という考えによるものです。
 ビッグバンフェスライブ下でのパワーラインも高くなく、ハンデスで相手にリソース不足ぶつけるよりもゆりゆりやキーボードアクセスによる自分のリソース確保を優先した方が結果的にGODZAへのアクセスがしやすくなると考え動きやすさの面から抜けてしまいました。

 ・かぼちゃうちゃうちゃう

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 実際にGODZA杯を経験し、メタゲームとして採用候補になりえると感じたカードです。 

 実践をしてみるとリソース確保に水を入れ、デドダムとジルコンなどが入ることが多く、またGODZAをタップする手段としてもムゲンクライムの存在があることに気づかされました。
 そこに対するメタとしてかぼちゃうちゃうちゃうの出番です。
 GRなども封じるとこしえのがベターでは?というのは最もですが、かぼちゃうちゃうちゃうの場合相手のデドダムなどの面を処理でき、ヒャクメまで相討ちできます。またムゲンクライムとして採用されていた【夢幻の無】をメタれるかメタれないかが大きな差です。
 GODZAに対するメタと盤面形成、最低限の受けにもなり夢幻の無を警戒するならこれしかありません。
 しかし決して自分の動きを強くするものでなく、メタ以上の役割が薄いため時を戻して採用していたかと言われると採用は見送っていたと思います。
 第二回のGODZA杯があるのであれば夢限の無対策に入れている可能性は高いです。

◆次回メタ対象のデッキタイプ◆

 ・夢幻の無

でいどり

 考えた人天才だと思います。
 ネクラカラーの弱点のリソース確保で水を足し、アナカラーベースでGODZAを復活するデッキでした。
 何が辛いってこの呪文自体がこちらのGODZAの触れられないところへの除去とハンデスでリソースを潰してくる点です。ラビリピトとの相性もよく、ゆりゆりのリソース確保を無に帰してきます。
 また低コスト対のとこしえ、セガーレなどのメタは対GODZAミラーがされており、隙がありません。
 あとはゼーロンの卍誕を構えながら安全に殴るコントロールデッキ、次回GODZA杯があれば確実にメタゲームのトップtierだと感じました。

・ビッグマナ

ミカドレオ

 ビッグバンフェスライブで勝てないシンプルなデカいクリーチャーのデッキです。
 全体的にスローなデッキが多いということは素直にヴォルゼオスやミカドレオをぶつけるゲームは当たり前のように存在します。
 王来編のパワーカードがここでシンプルな強さを出してきます。
 ビッグバンフェスライブってなんだよ・・・勝ち目ないやん!
 メタだけでない素直な除去の必要性も考えさせられました。ミカドレオつよい・・・。

 ・ドロマーハンデス

ふんぼ

 ネクラカラーはリソースが乏しいので当たり前のようにハンデスが強いです。またアドバンスレギュレーションなのでGRによるリソース確保+ハンデスがシームレスなのが強力なルールです。
 また墳墓、最強です。自分にも刺さるとはいえ、ドミニオンスパイクとGODZA4枚揃ってしまってるのがわかってるので100%刺さるといっても過言ではありません。
 マナをぶっ壊してハンドをぶっ壊して、それが弱いはずがないのです。
 如何に水文明を足すことが強いのか、改めて知見を得ました。


◆総論◆

 俺は、弱い!!なーにがパワーがキモじゃ!メタ読みもクソも外しまくりじゃボケ~!!!
 戦績は2-4でボロボロでした。想定外、アドバンスの理解不足、水文明の強さ、考えの甘さを実感しました。
 対戦相手の方々の練られていたデッキに比べて、このデッキはクソだ・・・。

 でも楽しい!最高に楽しかったです!
 次回こそは更にメタを考え戦いに臨みたいものです。
 是非次回の大会もやっていただければな、と思います。
 運営の皆様、本当にありがとうございます!!


◆余談◆

 これはワンワンワンを買うためあちこち駆けずり回った時の副産物です。

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 スマホの写真レベルとはいえ大分美品な初期版の浄化の精霊ウルスです。
 下手するとワンワンワン集めた金額と同等かそれ以上しそうな代物。なんとBOOKOFFで110円でした。ワンワンワンより安いのか・・・。
 こういう出会いがあったのもGODZA杯があったからこそ。めぐり合わせだなぁ、と思います。
 ありがとうGODZA杯!!


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