いつかはライカ Leica Q-P
LEICA ライカ。
カメラにさほど詳しくない人でもライカという名前は聞いたことがあるかもしれない。世界中のカメラマンに愛され続けているドイツのカメラメーカーLeica。特自の描写力、無駄を省いた完璧なフォルム、そして庶民的でない価格。いつかはライカと言われる憧れの存在。
そのライカを買った。
Leica Q-P 定価67万1千円(税込)ふぇぇ
ほぼ衝動といっていい。気づいたら買っていた。
きっかけはカメラマンでアートディレクターのワタナベアニさんのTwitter投稿。その投稿を見て「ライカかぁ、Q-Pってどんなカメラなんだろう」と思ったのが全ての始まりだった。すぐに検索してみた。価格をみてすぐに画面を閉じた。とてもじゃないけど買えないと思った。そう、最初はそう思った。
調べれば調べるほどLeicaQ-Pというカメラにどんどん惹かれていった。カッコ良すぎる。完全に惚れた。
自分が使っているCanon EOS 6Dというフルサイズ一眼レフとEOS M3 コンパクトミラーレスの2台。それらとは次元の違う代物に感じた。カメラという存在を超えた何かを感じた。性能とかそういうんじゃなくてモノとしてまずカッコいい。もうこなると買うしかないんだな。買うしかない。買う。
こうしてLEICA Q-Pを買った。
自分の物欲にとても正直な結果だ。ワタナベアニさんの投稿を見てから3日目のことだ。さすがに金額が高いので普段ならもう少し躊躇するはずなんだけど、今回は何故かためらわなかった。
届いた箱を見た。化粧箱を見ただけでも他のカメラとの違い、そして高級品であることを感じさせられた。手に取るまで時間がかかった。しばらく見ているだけで良かった。
はじめてのLeicaは手にしてみるとズシッ、ビシッとうまく文字にできないような感触を感じた。実量ではない。存在の重さ。持っているだけで満足できた。見ているだけでも満足できた。それほどまでに美しく完成されたカメラだった。買ってしまった。手に入れてしまった。シアワセ。
とりあえず取説を読みながらシャッターを押して見た。
これがファーストショット。あまり身構えずに撮りたかった。撮った写真を見てライカの力を感じた。なんだこの空気まで切り取ったような写真は。これがライカか。
何を撮影してもいい感じになるのは気のせいか。
写りも素晴らしいが操作性の良さにも驚いた。直感的に操作ができて、思い通りの絵が撮れる。シャッター音もたまらない。
数日してワタナベアニさんがこのカメラのことをnoteに書いていた。
うん、そういうことなんだよな。
アニさんには買うきっかけをもらったうえに、買ってよかったと思わせてもらう記事まで読ませてもらえた。アニさんの発信じゃなかったら多分買ってなかった。
買って良かった。ほんとありがとうございます。
今回はいつも以上にまとまりのない内容になってしまったけど、書きたいことがありすぎてうまく文字にできなかった。簡単にいうと最高ってこと。その世界における一級品を手にするということはどういうことかをこのカメラは教えてくれた。
きっとこのカメラを持って旅に出たら旅そのものも素晴らしくしてくれるだろう。また海外に行ける日が待ち遠しい。ベトナムの街をこのカメラで撮ってみたい。その日が楽しみだ。
まだフワフワしていて書きたいことをうまく文字にできていないけど、今回はとても良い買い物ができたという話でした。
追記。
いまウィルスの影響で自分のやっているカフェは業績が悪化。店のこと考えたら高価なカメラを買うなんて状況ではない。でもそんな時だからこそLaicaを買った。ほぼ衝動的だったけど w
もしあなたが2枚の硬貨しか持っていなかったとしたら
その1枚で1斤のパンを買い、もう1枚で百合の花を買いなさい
これはたとえ貧しいときでも心にゆとりを持つことを忘れてはいけないという中国の古いことわざ。自分はこの価値観がとても好き。今回Laicaを買った言い訳に聞こえるかもしれないけど、こんな時だからこそ最高のモノを手に入れてみた。買ってよかった。
2020年8月4日の追記と感謝。
記事の中でもご紹介したワタナベアニさん。なんと本日この記事に対して、というかライカ購入に対しアニさんから10,000円のサポートをいただきました。アニさんの有料マガジン「Anizine」の定期購読費からの支援ということでアニさんから会員に報告もされていました。
ライカも一生モノですが、アニさんからのサポートも忘れることのない一生モノになりました。
本当にありがとうございました。
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