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昼酒と星座

江ノ電は、驚くほど外国人でいっぱいだった。

なぜ、こんなに値段の高い時期に、わざわざ、暑くて湿度の高い、と疑問でいっぱい。京都に帰省した人も、同じようなことを言っていた。

山を走って温泉に入った風呂上がりの友人らのいるバルで合流し、昼酒をした。しらすとレモンのカナッペと、白ワインが美味しかった。

それから焼き鳥屋、夕暮れにカフェ、とはしごをし、めちゃくちゃ夏休みじゃんねぇといいながら、20時にオンラインレッスンのある私は一足お先に失礼した。


約束の「地面師たち」をちゃんと最後まで観ていたのは1人しかおらず、あのラストについてどう思うんだと語りたかったのに!!と怒られる。ちょっとオリンピックを見すぎてしまった。私は最終話の、綾野剛がお見舞いに行くところまで観ていた。7話は見所が詰まりすぎていて、これ全部7話の出来事か!と振り返って驚く。全員すごいが、山本耕史が脳裏に焼き付いて離れない。人間が壊れたところを見た、と思った。「もうええでしょうが!」と言い合いながら、とりあえず今夜中に見ることを約束して仕切り直す。


オンラインレッスンを今日は休みにしようかと頭をかすめたこともあったけれど、やったらやったでやはり楽しかった。

北海道のオーロラと流星群が同時に観測された動画ニュースを見て美しさと希少さに感激し合い、そこから、流星や彗星、星座の話、ギリシア神話の話、となった。先日の「子ども科学電話相談」で、「星が死んでなくなったら、星座は変わるのですか」という質問があったことを話す。生徒に、どう思うか聞くと、新しい星座に変わると思うと言った。

実は星座とは、点つなぎでできた件の絵のことではなく、エリアのことなのだそうだ。だから、「おおくま座」を描いている星が例え全て死に絶えてそこに熊は見えなくなっても、そこは「おおくま座」に変わらないのだ、と私は伝えた。

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