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2024年11月21日(木)ドル円戦略と結果

注目材料
・植田日銀総裁発言
・政府日銀円安牽制発言
・日本20年国債入札
・米国フィラデルフィア連銀景況指数
・米国新規失業保険申請件数、米国失業保険継続申請件数
・米国景気先行指数
・米国中古住宅販売件数
・FRB要人発言
・地政学リスクオフ(中東、ウクライナ・ロシア)


<まとめ>
東京マーケット

日足始値155.43
取引開始直後に日足高値155.43を付けると、11/20NYクローズ後の米国コリンズ・ボストン連銀総のハト派発言の影響、NVIDIA好決算後のSell the factを受けた日本株下落(円キャリー巻き戻し)に連れて日通し安値154.86へ下落。

注目の植田日銀総裁発言は12月会合に向けてデータ次第としただけでドル円もみ合いとなりましたが、
直後の米国ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁のハト派発言を受けて日通し安値154.56へ急落して引けました。
総じて、前日のドル円急上昇からの上昇継続を期待したロング勢の損切巻き込みでドル円急落の流れ。


欧米マーケット
欧州オープン直前にロシアがICBM初発射とウクライナ軍から発表されると、地政学リスクオフで欧州株下落(円キャリー巻き戻し)に連れて日通し安値154.08へ急落。

ウクライナ・ロシア関連続報なく154.72へ戻すも、国際刑事裁判所のイスラエル・ネタニヤフ首相らに逮捕状発行の地政学リスクオフで再び下落。

米国経済指標は強弱交錯しましたが、市場の注目は地政学リスクオフ悪化(ウクライナ・ロシア、中東)となっており、日足安値153.91へ急落。

その後、米国当局者からロシアはICBMではなく中距離弾道ミサイル発射と伝わると地政学リスクオフ後退から154.70まで上昇するも、露プーチン大統領の新型ミサイル攻撃発言を受けた地政学リスクオフと米国グールズビー・シカゴ連銀総裁のハト派発言、米国シュミッド・カンザスシティ連銀総裁のタカ派発言が交錯し、ドル円下落から揉み合いで引けました。
日足終値154.54


トレード
本日:シナリオ外のためトレードなし
11月通算:9勝9敗、勝率50.0%、RR2.01 、+136.6pips

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