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2024年9月27日(金)ドル円戦略と結果

東京マーケット
日足始値144.82
取引開始直後から、麻生副総裁の高市氏総裁選支持(日銀追加利上げ反対)を受けた期待織り込みリスクオン株上昇(円キャリー促進)でドル円上昇。
自民党総裁選投票1回目は、立候補者9名の中で過半数獲得議員なし。但し、議員票と党員の合計票は高市氏1位(181票)で石破氏2位(154票)。高市氏が石破氏を大きく上回ったことで決選投票でも高市氏勝利への期待が高まり日足高値146.49へ急上昇して引けました
(日足高値-日足安値=146.49-144.82=+1.67)


欧米マーケット
自民党総裁選決選投票では石破氏が高市氏を破り新総裁選出。市場はサプライズの結果を受けて、高市氏新総裁期待織り込み巻き戻しと今後の引き締め警戒からリスクオフ株急落(円キャリー巻き戻し)となり、欧州オープン直後に日通し安値142.78へ暴落しました
(日通し安値-日足高値=142.78-146.49=-3.71)

更に、米国PCE(弱)、PCEデフレータ前月比・コア前年比(強)、前年比・コア前月比(弱)の総じて弱い数値から、日通し安値142.388へ下落。

その後、米国ミシガン大学消費者信頼感指数確報値・インフレ予測(強)、石破自民党新総裁ハト派発言、月末ロンフィクに向けてもポジション調整により、米国PC・PCEデフレータの下落分を全戻し。

しかしながら、月末ロンフィク通過後、イスラエルのヒズボラ本部攻撃発表が伝わると中東地政学リスクオフ悪化から引けに掛けて下落継続し、日足安値142.07を付けました。
日足終値142.22


トレード
本日:1勝0敗、+84.2pips
9月通算:20勝14敗、勝率58.3%、RR2.00 、+326.8pips

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