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ホビットたちと一緒に食べて飲んで旅するゲーム、「There and snack again」に挑戦

 作家、ジャーナリストなどのお仕事をなさっているネイト・クローリーさんという方が考案したゲーム、「There and snack」をご存知でしょうか。映画にもなっているホビットの冒険の原題『the hobbit there and back again』から名前がつけられたこのゲームは、映画ロードオブザリング三部作を一気に見ながら出てくるものをいっしょに片っ端から食べて飲んでいくというもの。冒頭からお茶を飲んだり、ケーキを食べたり、旅にでるや朝ごはんを作ったり…と色々出てきますよね。
 もちろんファンタジーの食べ物なので、レンバスブレッドみたいな架空の食べ物もあるわけで、そこはクローリーさんが代用品をリストアップしてくれていますし、ゲームをやる人が各自手に入る範囲内でイメージに近いものを使えばよいのです。うちでは穀物入りのピタパンみたいなものを使ったんだったかな?

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 拡大版を見るか、通常版を見るかで飲食リストの数が変わるし、鑑賞時間も変わるので、大人4、5人以上で挑むというのでなければ通常版を見ながらやるのがよいかと思います。朝の8時くらいからスタートすればその日のうちに終了できるので、私は夫と共通の友人と一緒に3人で前日から手のかかる料理(ウサギのシチュー、魚のシチューなど)を用意しておき、朝っぱらはお腹が空いていても、映画序盤から少量ずつしか食べない方針で乗り切りました!

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 リストには「木の髭がサルマンの居城をぶっ壊して熱水が吹き出すところでハーブティ」とか、「戦闘でオークの血肉が飛び散るシーンでローストしたソーセージにケチャップかけて食べる」といった指示があって、ゲームプレイヤーはタイミングを合わせて食べ物を用意し、どんどん食べていくのです。ハーブティーは終盤にかけお腹が徐々に厳しくなってくるあたりなので、実は消化が促されてとても良い感じです笑。下の写真は「オークの飛び散る血肉」3人前‥‥‥。

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用意するもの
・ネイサン・クローリーさんのウェブサイトにあるThere and snack againの食材・食べるタイミング指示のリストをプリントアウト
(https://www.nate-crowley.com/single-post/2019/02/05/there-and-snack-again-how-to-eat-everything-in-lord-of-the-rings)
・食材いっぱい(たくさんの物を少しずつ使うので、参加者で手分けして用意すると良いです)
・魚のシチューは冷凍の白身魚を使ってスコットランドの料理Cullen Skinkを作りましたが、それっぽければ何でもOK。これとウサギのシチューは前日に作っておくと当日の進行がスムースです。

このゲームほど大がかりでなくても、2時間前後の映画など(たとえば食べ物がいつも魅力的なジブリアニメとか)で出てくるものを片っ端から食べていく、なんてゲームを自分で作ってみても楽しいと思います。

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