結婚式は金銭感覚がバグる
海上自衛隊を退職して妻と結婚し私の抱えていた借金も順調に返済していました。
まだこの頃は共働きの為、生活にも余裕があり貯金も順調に増えていきました。
借金を隠して結婚したもののバレることもなく完済への道筋も見えました。
順調な生活を送っていたある日、お義母さんが来て「結婚式はいつにするの?」と聞かれました。
義理の両親からしてみれば娘の花嫁姿を見たいのは当然ですよね。
私の地元にはドラマやアーティストの撮影で使われてる教会が併設された結婚式場があり見学に行くことになりました。
見学に行くとブライダルプランナーの方が満面の笑みで迎えてくれ教会や披露宴会場を案内してくれました。
最後に見積もりを出してもらい招待客が30人程なら100万程の予算で出来ると言われました。
想像していたよりも安かったので安心しました。
そして式が始まる1年後まで月に1回ブライダルプランナーの方と打ち合わせに行くことになりました。
もしこれから結婚式を控えている男性の方は
この打ち合わせは窮屈で退屈な時間かもしれませんが決して文句は言わずに奥様の意見を尊重して下さい。
私はほとんど意見を出しませんでしたが打ち合わせの度にテンションの上がった奥様は
「やっぱりこの人も呼びたい、これもやりたい」
と招待客やオプションがどんどん増えていきました。
オプションが増えれば当然、予算も跳ね上がります。
金額が数十万単位で跳ね上がっていく事に恐怖を覚えた私は見積書を見て
「この聖歌隊50万なんですけど聖歌とかいらないんで外せませんか?」
と聞きました。
ブライダルプランナーの方は満面の笑顔で
「これは教会で式を挙げるには絶対に必要なので外せまん」
と言われ私は笑顔で
「そっすか…」
と答えました。
他にも2人の紹介映像を流すのに式場の人が映像を編集すると10万掛かると言われ個人で作って持ち込むことも出来ると言われました。
持ち込みなら無料かと思ったら1万掛かると言われこんな細かいところも金が掛かるのかと嘆きました。
そんなこんなで最終見積もりを出された金額は
約400万でした。
義理の両親や私の母もお金を出してもらいましたがそれでも200万は自分達で用意しました。
妻のクレジットカードの限度額を一時的に上げてもらい式前に費用を納めました。
結婚式は結果的にやって良かったと思っています。
友人達や家族に祝福してもらい一生に一度の
素敵な思い出になりました。
これから結婚式を考えている方は打ち合わせの時にウキウキになるのは分かりますがお金の話になった時には、一度深呼吸をして冷静な判断と必要なプランと不必要なプランを見極められるようにしたほうがいいと思います。
今回の投稿はここ迄にします。
貴重な時間を使って読んで頂き誠にありがとうございます。