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海上自衛隊とお金

海上自衛隊とお金について私が実感したことを投稿したいと思います。

結論から話すと「初期費用」が掛かります。


海上自衛官時代、休暇で友人と久しぶりに再会した時によく言われたのが

「お金が凄く貯まりそう!」

とよく言われました。

確かに艦艇勤務になり遠洋航海に出れば色んな手当が付きお金を使うタイミングもあまり無いので貯まると思います。
私は航空基地に配属された為、手当の恩恵は受けれませんでした。
この陸地勤務か艦艇勤務で年収も大きく変わります。

そして入隊前から自腹で揃えるものが多数あります。


このリストに載ってある物を入隊前に揃えなければならないのですが、ランニングシューズやジャージを持っていないと一から揃える必要があります。
またジャージも毎日着て運動する為、最低2着は用意しないといけません。

そして入隊初日に自分の居住区に案内された時にベットの上に緑の迷彩柄の手さげバックが
1人1人に用意されていて「さすが自衛隊!バックも迷彩なんだなと」と支給された物と思っていたら給料日に手さげバック代を請求されました。
ちなみにこのバックは入浴場に行くときに
洗面器やシャンプー、バスタオルを入れる為に使います。
それ以外では使いませんでした。

私は10 月入隊で冬に合わせて黒のMA1風の
防寒着を用意されているのですがこれも自腹で購入しないといけません。
金額は確か5000円程だったと記憶しています。
これも給料日になると経理担当の班長が集金しに来ます。
教育隊では班対抗の運動イベントがありそれに合わせて各班のオリジナルTシャツを作ったりします。
物品以外では入隊して早々に保険に入ります。
強制では無いのですが掛け金が安く死亡保障が手厚い為、みんな加入します。
入隊して1ヶ月経つと10連休程の長期休暇が貰えるのですが絶対に基地を出て実家に帰らなければなりません。
基地から遠いいと交通費も高額になります。

教育隊を修業して各勤務地に配属になると勤務地までの交通費も自腹です。
私は地方の基地に配属された為、新幹線代などの交通費が大きかったです。

配属された先では作業着としてツナギを着ることが多かったのですがこのツナギも1着しか
支給されず夏場は洗濯したら乾燥室と言われる部屋に入れて直ぐに乾燥、出来るのですが
メンテナンスで稼働していない事もありそうすると次の日に着れなくなるのでホームセンターで予備の1着を買うように言われました。

このように意外と出費が多いいです。
現在はどこまで自腹なのか分かりませんが私が入隊した時には出費が多かったように感じました。
次回の投稿では海上自衛隊に入って良かった事を投稿したいと思います。
最後まで読んで頂き誠にありがとうございます。

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