ジョハリの窓
心理学に『ジョハリの窓』という自己分析ツールがある。
わたしはこれがとても好き。
多分ジョハリって人が考えたからジョハリの窓なんだろう。
自分の特性や自分への理解について4つの窓に分けた。
1)自分も相手も知っている窓
2)自分しか知らない窓
3)自分は知らないが相手は知っている窓
4)自分も相手も知らない窓
友人等からの相談に乗るとき、わたしはこの3つ目の窓を思いきり叩き割り、土足で侵入し、部屋を散らかしまくる。
するととっても嫌がられるんだ。
「勝手に入ってこないでよ!」って。
いやまて。相談してきたのはあなたじゃないかい。
悩んでるんじゃないのかい。
答えを探しているんじゃないのかい。
答えが自分の窓になかったんじゃないのかい。
3つ目の窓に答えがある可能性があるから相談してきたんじゃないのかい。
違うんかい。
1つ目の窓を二人で覗きあっても何も解決はしないぞ。
相談に来るなら2つ目の窓を隠すな。開けとけ。めんどくせー。
後になってから「言ってなかったけど実はこういう事情があって・・・」みたいなのはやめてくれ。
今までの話はなんだったんだってなるのよ。
そんでさ、こちらの時間を奪うだけ奪って「解決しましたさよならー」ってのも勘弁してよ。
「AかBで迷っている。」ってパターンの相談に乗るとき、相手がA寄りの場合、わたしはB寄りの意見を言う。相手がB寄りの場合、わたしはA寄りの意見を言う。同調は基本的にしないようにしている。
意味がないと考えるから。
「背中を押してほしい。」ってパターンの相談なら、わたしではなくそこらへんのイエスマンに相談しとけってんだ。
背中を押すと、上手くいかなかったときにわたしのせいにしてくる輩も多い。「おまえがAって言ったからAにしたのに!クソが!」的な。
答えは自分で出す必要がある。
道は自分で決めるべきだ。
そうしないと、失敗したときに誰かのせいにしたくなるし、なにより、成功したときにも誰かのおかげにしたくなってしまう。それが嫌。
成功した人が、「応援してくれた人に感謝~」とか、「支えてくれた家族に感謝~」とか、「みんなのおかげでここまで~」みたいなのが嫌。
パフォーマンスであってほしい。そう答えるのが美しいのは理解できるが、心の奥底では自分のおかげだとはっきり思ってほしい。
でなければつまらないでしょ。
「周囲・環境に感謝をするな」ではないからね。
話がよくわからなくなりましたが、
わたしがとにかく主張したいことは、「4つ目の窓を開けようぜ!」です。
自分も相手も知らない窓。
秘められた性格、才能、未知の窓。
開けるにはどうしたらいいか。
知らん。そんな窓あるのかもわからん。
だからできることをやろうよ。
開けようよ。3つ目までは誰にでも開けられるのだから。
能ある鷹は爪を隠すと言いますが、
能があるかどうかわからん人は爪を隠すな。見せろ。んで研げ。伸ばせ。