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【連載】~食に困らない?~

今回は連載(予定)の記念すべき1回目!
何回続くのか、見ものですね!!

宜しければ、ご興味のある方はこちらも併せてどうぞ!
僕について自己紹介を最初に投稿しました。
随時更新する予定です。

ー飲食業は食に困らない!?ー

手に職もつけられるし、いいじゃんか!
独立だって夢じゃないよ!
美味いもんを作ってお客様をハッピーにするんだっ。

…とても前向きに考えられていたあの頃。
初心といえばこの頃のことを言うんだと思います。

実際問題、賄いは自分達で手作り。
お店にある材料を上手に使いながら作るのが基本です。

<<例えば...のメニュー
 ピクルスが作り置き(仕込み)の漬け汁を使います。
 砂糖やビネガー(酢)、塩、香辛料、油(オリーブオイルなど)が入った調味料です。漬け込んだ野菜の風味も入ってますね。
 炊いて余ったお米はシャリ(舎利)にして、のり巻きを作ろう。となったりします。
 すし酢は勿論作れますが、ピクルスの漬け汁で舎利を作ろう。と考えられれば、次はのり巻きのネタです。
 「手くず」と呼んでいましたが、
 調理の際に余った端材や野菜、天ぷら、火を通した肉、生魚。そんなものがあれば組合わせて何種類かののり巻きを作れますね。わさびやマヨネーズがあってもいい。

よくある話ですが、
新卒で入社した子や調理歴の短い子達は在庫を把握しながら、先輩に「この食材は使ってもいいですか?」と確認をしたり、発注の際に「明日の賄いで使いたいので、アレとコレとを発注してもらえますでしょうか?」

と、ここまで気を使えるだけでもかなりの好印象です。

実際は、ランチタイムの営業と夜の準備に追われて、なかなか手の込んだものは作れなかったりします。
また、調味料の使い方も家庭で作る量とは違うので慣れが必要です。

ホールスタッフも、短い昼休みの時間に自店を選んで下さったお客様の為に、なるべく手早く料理を提供するため、ホールを動き回り、汗を流してくれています。

そんな仲間に日々の労いの気持ちを込めて「夜も頑張ろう!」というモチベーションUPにも賄いは大事なツールです。

上司のみなさん、スタッフのみなさんも新人さんの成長を賄いから感じたりするんです。
食には困らないけど、時に挑戦的な味付けをしてしまうのもこの時間。
味には沢山困る場面もいい思い出です。

また、お店によって扱う食材が違うので、食べたい食材がない店舗だとなかなか満足のいく食事になるかというと、そうでもない場合も。

好き嫌いが少ない。
・未経験の食材や調理法の料理にも興味を持って食べる


そんな能力があると、よりお客様に近い気持ちで、調理が出来るでしょうね!

自分がオーナーだったり、原価に余裕があったり、自由に賄いを食べれるお店は、スタッフとして幸せですね。

休日に食材を買ってきて「今日はこれ食おうぜ!」だったり。
スタッフが帰郷(または旅行)してきた。
という場合もあり、普段では稀にしかお目に掛れない、地方の食材や、お客様からの頂き物。なんてこともあるので。

トレンドの食べ物について。
僕は休日に自費で食べに行くということも。
そこで自分で作るなら、再現してみるなら。など考えるのもまた料理の引き出しになります。
また、それを賄いで食べて貰ったりして、改善することも。

食には困らない。あながち嘘では無いです。
儲かっていれば、
給料も貰えて食費が浮いて、美味しい賄いを食べられる。

とりあえずは、綺麗な部分の話題からでしたw
こんな理想に近付きたいですよね。

ーTOP画像についてー

大半は2020年4月の自粛期間中に作った自作の料理写真を使用しています。

今回は、「鰯のなめろう」をメインとしたおつまみ。
セミドライにしたミニトマトや、実家から送られてきた
プルーンとクリームチーズなど。

特に制限はありませんが、使用して頂けるならば、僕のノートの宣伝をして頂けたらいいなぁ...なんて。
自意識過剰もいいところで。

たまにお店で撮った写真も紛れ込むかもなので、その時はまた説明させて頂きます。


ご拝読下さり、ありがとうございました。

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