キッチンカーの道程③（初出店編）

本章でふれることはないかもしれませんが、キッチンカーの準備として
ショップカード、のぼり、タペストリー、ＳＮＳの準備、看板など様々な備品、消耗品も見落とせませんね。

お店を記憶に残して貰うためのショップカード。
店名、SNSのQRコード、本名を載せている方も。

のぼりやタペストリーと言った看板類、車の色も特徴があると遠くから見た時に見つけて貰いやすいです。
お客様がたまたま買い物に来た場所に出店していた。
なんてこともしばしば。軽視できません。

映える商品や、お客様の印象に残る商品はSNSで宣伝してくれることもあります。否定的な投稿をする方は見たことがありませんが、提供する商品は目の前にいるお客様と、その先に写真や動画を見る未来のお客様がいるかも知れません。

最初の出店先

本題に入ります。
僕の場合は、古くからキッチンカーをされている方や、「◯◯県(自分の出店エリア)」「キッチンカー」と言った言葉で検索をして、気になった方に直接お話をうかがいに足を運びました。

営業する側として思うのは、話したいことがある場合はお客様が途切れるまで待つか、イベントのない平日に来ていただけると時間が作りやすいかなと。
主観ですが。

そんな中、老舗のラーメン屋さんが懇意にも最初の出店先を斡旋して下さいました。
無料で出店できるパチンコ屋さんでした。
その節はお世話になりました🙇

売り上げどうこうより、まず実践。
知らない世界なので、場に慣れるつもりで約１ヶ月出店していました。

営業を続けていくと、出店してもいいよ。
なんて言ってくれる、高校の同級生や、わざわざ当店の商品を食べに来てくれた床屋さんなど、少しずつ頼れる人達が増えてきました。

リサーチ

僕は、これに関してはとても苦手です。
イベントを主催している方は少しずつフォローして増えてきていますが、行政の出店募集はなかなか見つけられません💦
いつも後追いです。

偉そうなことは言えませんが、まめにチェックするサイトや団体など、巡回ルートを決めてルーティン化するように心掛けたいものです…

他の方が出店している場所に問い合わせる

これが一番分かりやすいかもしれません、スーパーや市場、毎月イベントを開催している場所など。
プロスポーツチームのある地域では、試合の日に何かしらキッチンカーが出店している場合もあります。

声が掛かったら遠くても一度は行く

ギャンブルに近いですが。
そのお陰で、忘れた頃に「あの場所で食べた◯◯。美味しかったので□□というイベントにぜひ来てくださいませんか？」なんてDMが届くことも。

主催者側も、イベントに合うキッチンカーを探してくれていたりします。
あ、ただ条件はしっかり確認しましょう。
・電源があるか。(ない場合は発電機を持ち込む)
・出店料はいくらか。
・出店時間は。
・移動に掛かる距離や時間。
などなど。

パチンコ屋さんの感想

食堂の併設されていないパチンコ屋さんでしたが、当店のポテトではお腹を満たすことが出来なかったようです。
パチンコを楽しむ方のニーズが無かったようだ。
あの場所については、それが結論でした。

他の方々から誘っていただき、何とか毎月パチンコ屋さんに頼らなくても出店できるかなぁ。となってきたのは夏ごろでした。

おわりに

ひとまず、今回はここまでにします。
屋根がなく雨が降ると客足が伸び悩んだり、パチンコ店には家族連れなどほぼ来ることもなく。
いまにして思えば、結構アウェーな場所だったなと思い返しています。
もちろん、そのお陰で気付かされることもあり、勉強になる一月でした。

次は、横のつながりについて。
また近いうちに書きます。