面接が嫌でFP1級を諦めようとしているあなたへ
面接が嫌でFP1級を諦めようとしているあなたに書きました。
面接は得意ですか?
と聞かれた時に「自分、めっちゃ得意っす!」となる人はあまり多くないでしょう。
事実、ある社会人向けアンケートでも、6割以上が面接は苦手、またはやや苦手と答えているようです。
そんな私も面接は苦手だと思っていたタイプでした。
1.面接なんて嫌だったあの頃
私がFP2級を取得したのは今から10年以上前。
金融機関出身なこともあり、FP2級は必ず取らないといけない資格。
当時は嫌々取りました。(2年以上かけました…笑)
とはいえ、嫌々でも2級を取った瞬間はそれなりにテンションが上がっており、「そのまま1級を目指そうか!」などと考えてました。(単細胞…笑)
そのやる気のまま、FP1級の受検要綱を調べてみるわけですが、
そこには「面接」の二文字が。
「ひぇ…面接……」
2級までは実技試験と言いながら、あくまで筆記試験でした。
一方で、1級は本当の実技試験だったのです。
「これは無理だな…」
無言のまま受検要綱をそっ閉じ…
とにかく面接が嫌だった私。
おそらく諦めた理由はこんなところだったと思います。
今考えると大したことないし、情けないとすら思ってしまうのですが、
当時の私にとっては諦めるべき立派な理由となっていたのです。
今の私がこの理由を見ると、
こんな振り返り(反省)です。
あの頃、諦めてから10年以上が経ち、ひょんな理由から改めてFP1級に挑戦してきました。
10年以上ノー勉だったのでゼロからのスタート。
2級からステップアップしている人に比べると、だいぶ遠回りをしてきたと思います。
今回は「②そもそも面接、無理」と思っていたのが、受検を通して実技試験が一般的な面接とは性質が違うものだと分かったので触れていきます。
これは、受検して初めて気づいたことであり、当時からもっとちゃんと調べておけば良かったなと反省しています。
2.FP1級実技試験の面接とは?
まず、一般的に想像される「面接」とは何でしょうか。
私は「落とすための試験」をイメージします。
例えば「就活的な面接」。
面接官は、時には圧迫しながらも10人のうち1人を選考する、そんな試験。
FP1級実技試験も、落とすための試験という意味では就活的な面接と共通しています。
※FP1級実技試験も、合格率が85%前後とはいえ、①対策にはそれなりの勉強時間が必要なこと、②合格率85%というのは、8人のグループだったらもれなく1人は不合格になること等を踏まえて、今回は「落とす試験」と定義しておきます。
それでは実技試験の特徴は何か?
それは、「分からないときに必ず助け舟があること」です。
試験では、大抵、受検生が分からない論点があります。
「分からない…どうしよう…」
その時に面接官から助け舟(ヒント)が出されるのです。
その助け舟は決してドロ舟などではなく、しっかりした舟です。波に乗れれば合格できる仕組みになっています。
どのようなタイミングで助け舟が出てくるのかは、体験記を作成しているので、お時間があるときにご覧ください。
繰り返します。
FP1級の実技試験は、落とす試験ではあるものの、面接官からの助け舟があるのでそれに乗れば必ず合格する。
そんな試験なのです。
これを知っておくだけで、実技試験が少し楽に感じると思います。
そんなに気張る必要もないのです。
試験対策は、
①最低限のコミュ力(相手に伝えようとする力)
②最低限の知識詰め込み
といったところです。
実技試験は、日本人の半数以上が苦手と感じている面接試験なのですが、受検を諦めるほどにビビる必要はないのです。
3.最悪、筆記で乗り切る手も
それでも、どうしても面接が嫌だ!という方もいるかもしれません。
そういう方はFP協会の実技試験(筆記)を受けるという手もあります。
FP協会が実施する実技試験は、合格率の高さが魅力なのですが、9月の1回だけなので受検のタイミングに注意が必要です。
また、合格後に得た知識を活用したいと思っている方には、個人的にはきんざい面接をおすすめしています。
これは面接ならではの特性からおすすめしているのですが、ちょっと長くなってきたので次回にしたいと思います。
FP1級受検を迷っているあなた。
面接が嫌で受検しないのはもったいないです。
是非、FP沼に迷い込みましょう。
お読みいただきありがとうございました!
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