AIアート『Midjourney(ミッドジャーニー)』を調べてみた
『Midjourney』をご存じだろうか?
ミッドジャーニーと呼ぶようで、私は初めて耳にしました。
AIアートのことで、「AIが絵を描くの?」と想像があまりつきません。
その『Midjourney』について、どんなものかを紹介します。
キンコン西野さんの朝礼で紹介された『Midjourney』
Midjourneyは、NASA(アメリカ航空宇宙局)の技術者も務めた「デイビッド・ホルツさん」が代表を務める、AI研究チームが開発した画像生成AIです。
無料で25回まで画像生成のテストができ、有料版は月額10ドル(約1330円)~で、企業向けライセンスも用意しています。
『Midjourney』と検索すると、ハイクオリティの画像が現れます。
これがほんの数分で素人にも作れるのでまさに「神絵」です。
西野さんも実際に試したようで、
全く絵心のない方でも十何年ものプロ(西野さん)に
勝つほどのクオリティに仕上がるようです(笑)
Midjourneyはディスコードを使用
Midjourneyを使用する際は、Discord(ディスコード)をダウンロードし、登録する必要があります。
ディスコードは無料のチャットツールのひとつです。
Midjourneyのトップページを開き、招待をもらって使用するというやり方のようです。
生成ワードを英語で入力すると、1分ほどで4つの画像が生成されます。
拡大されたものや違った感じのものが4パターン表示されるのです。
ここで必要なのはアートの技術ではなく、AIに指示するチカラ=文章力といえます。
創造物は資産性がある
キンコン西野さんがこのAIアートを紹介する理由のひとつが、
創造物は自分の資産になるということ。
そして、資産は将来的に大きなリターンが得られます。
実際に西野さんの創造物「えんとつ町のプペル」は
日本にとどまらず世界にも広がっています。
絵本が映画から歌舞伎・ミュージカルとカタチを変えて。
そのように創造には大きなリターンがあるのです。
西野さんが推奨する創造物は
非言語のもの
翻訳のハードルが極めて低いもの
これらが「マーケットが世界になる」と言っています。
そして、それに当てはまるもののひとつが「アート」です。
アートが身近になる
『Midjourney』の出現により、アートが身近なものになりました。
写真は以前は専門家の仕事でしたが、
今はテクノロジーが発達して、
手軽に誰でも写真が撮れるようになっています。
つまり、「テクノロジーの発達」というのがAIアートなのです。
AIアートにできないこと
絵自体は人間よりもAIが得意とすると、
人間にできることはいったい何なのか?
それは「物語」です。
アートにどんな物語があるのか、それこそが人間にしかできないことです。
アートが心動かす作品となるのは、「物語」というスパイスが必要なのです。
このAIアートについては
【負けた】「コンセプトアート」はAIには勝てません
でも語っています。
最後に
Midjourneyについての著作権はどうなのか?
一方、AIアートに著作権はないなど、さまざまな議論がありそうです。
Midjourneyの詳しい生成方法については、サイトやYoutube動画で
確認することができるので、ぜひ体験してみたいですね。
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