【読書】自分で決められる子になる育て方ベスト
本の冒頭によると、「自分で決定すること」は、人間が幸せに生きるために必要…とのこと。
主体性を育むための声掛け・過ごし方が、【コミュニケーション】【思考】【自己肯定感】【諦めない】【情熱】の5つのテーマから語られています
この本は子育て本ですが、この本の内容を
①自分の主体性を育てる
②患者さんの意志を尊重する
③新人の成長をそばで見守る
上記①〜③の目的で活かしたいです。
①自分の主体性を育てる
私は、自分で何かを決めるのが苦手です。自分に自信がなく、何かと人に答えを求めてしまいます。
自分を尊重するって意外と難しい。それよりかは、他者を尊重するほうがハードルが低いと感じています。
②患者さんの意志を尊重する
本の中の【2〜3つの選択肢から選んでもらう】が、リハビリ場面でも有効だと思いました。
私は、病院で高齢者のリハビリをしています。「私はあなたを尊重してます。意見を伺いたい」という姿勢で声掛けを行っています。例えば
・(歌詞カード集を渡して)どの歌を歌われますか?
・このまま起きてますか?ベットに横になりますか?
・お腹いっぱいになりましたか?お食事を続けますか?
・寒くないですか?上着はお召しになりますか?
・お外に出かけますか?中ですごされますか?
「どうしますか?」という質問に答えられない患者さんは少なくありませんが、2〜3択、あるいは、イエス・ノーであれば、答えることができる場面も。
【患者さん自身が「自分で決めた」という感覚を得ること】が、最終的に「自分の考えを尊重されている」という感覚につながるといいな、と思います。
③新人の成長をそばで見守る
今年は新人のプリセプターをすることになりました。初めての後輩指導ですが、私なりに方針を決めています。それは
【患者さんの不利益になることは指摘する】
【患者さんの不利益にならない範疇であれば、新人がのびのびと仕事に取り組めるよう見守る】
その上で、新人に対するポジティブなフィードバックは積極的に行いたい。
本の中で取り入れたい内容は【褒め方】に関する記載です
・他人と比較しない
・結果ではなく、努力にフォーカスする
・大袈裟に言わない
・人の役に立ったという事実を伝える
適切な声掛けが、自己肯定感・思考力を育てることにつながるそうです。
誰にとっても読みやすい本・レイアウトですが、多くの論文・研究結果が反映されてるので、説得力があります。
以上です。
休み明けから、本の内容を実践してみようと思います。
皆さんは、お子さん・対象者・患者さん・後輩などの自己決定感を育てる際に意識してることはありますか?
何かアドバイスがありましたら、コメントいただけますと幸いです。