この一週間の間にあったこと
こんばんは。はるです(^^)
一週間前に投稿したnoteで、祖母の容体が悪くなったため急遽母の地元に行くという内容の記事をあげました。
今回は、その後あったことを書いていきたいと思います。
心不全で入院していた94歳の祖母の命が今晩から明日までだと思う、という内容の電話が病院からかかってきたのが先週の月曜日でした。
手術後でまだお腹が痛むなか急いで最低限の準備をし、両親と下の妹と実家の犬が乗る車で拾ってもらい、和歌山県へと向かいました。
上の妹は逞しく、連絡を受けてから急いで子供2人をお風呂に入れ、車のチャイルドシートとベビーシートにそれぞれ乗せ、高速道路を飛ばして駆けつけました。
コロナの影響で15分以内、2人までしか病室に入れないと言われ、交代で祖母と面会しました。
祖母はかなり衰弱した状態で、認知症も進んでいたのでどこまで理解してくれたかはわかりませんが、話しかけるとこちらを見て聞いてくれました。
その後、祖母は少し気力を持ち直してくれたのか、危ない状態と安定した状態とを繰り返し、木曜日の夜に亡くなりました。
もう脈が20しかないと連絡を受け、両親が病院に向かい、私は祖母の家の居間で犬と一緒に待機していました。
母が病室に入って祖母の手を握って話しかけると、10分程で息を引き取ったそうです。
父は、まだ生きたいと思って気力を保っていた祖母が最後に母の顔を見て覚悟を決めたように見えたと言っていました。
それから身内だけのお通夜とお葬式を行いました。
もともと綺麗な祖母は納棺師さんに美しくお化粧をしてもらい、沢山のお花に囲まれて本当に綺麗でした。
元気盛りな2歳の甥っ子が会場で走り回り、途中退場になり消えていく様子を見てみんなでハラハラしたり笑ったり、暗くない雰囲気の中で祖母を送ってあげられたように思います。
穏やかな天気で満開の桜が舞う中、納骨までを行いました。
祖母が最後に頑張ってくれたおかげで、まだ意識のあるうちに感謝を伝えることが出来ました。
和歌山にいる間はみんなで祖母の家にいたのですが、ここ数年は誰も住んでおらず、電気は付きますが冷蔵庫が使えない、お湯が出ない、お風呂に入れないなど不便もある中で家族で協力して過ごしました。
数日の滞在になると思っていましたが、結局家に帰ってきたのは日曜日でした。
その間、毎朝甥っ子たちと妹、犬と一緒に田舎道をお散歩する温かな時間を過ごし、手術後で動きが鈍かった私の体も以前のようにスムーズに歩けるようになりました。
家族みんなが可愛い甥っ子たちや犬に心を癒してもらい、祖母のことで落ち着かないながらも穏やかに過ごすことが出来たように思います。
私は入院中から合わせて約10日ほど家を空けることになり、夫には不便をかけてしまいました。
3月は色々なことがありました。
今日からまた以前と同じように日常に戻ったので、夫を労わっていきたいと思います(^^)