家族と過ごす時間の大切さを伝えたい
【百万人の夢宣言 お母さんが夢を語るルーム37】
福元慶子さんの夢は「家族と過ごす時間の大切さを伝える」こと。
佐賀県在住、今年から新1年生になる女の子と2歳の男の子のお母さん福元慶子さん。「家族の記録を文字や写真で形にしていくお手伝いをして、家族と過ごす時間の大切さを伝えたい」と次のように話をしてくれました。
幼少期の記憶
3姉妹の末っ子として生まれました。実家は土木関係の自営業。母は私を産む前日まで屋根に上り仕事をして、産後2か月後に復帰しなければいけないほど大変な状況でした。夜、帰りの遅い母を外で待っていたこともしょっちゅうありました。ですが、26歳の頃に親は破産し少し借金はありましたが、心はとても穏やかな日々に変化しました。
母の本当の気持ち
そんなある日、孫の面倒を見ながら洗濯物をしていた母が私に「あなたをゆっくり見てあげられなかったことが一番の後悔」と言ったことを今でも覚えていて、思い出すと涙が出てきます。がんばっていた母でしたが、決して親としての心は満たされてはいなかったこと。母の中では後悔がいっぱいだったことに気づきました。その後、59歳で母は他界。それからは本当にいろいろありました。流産も経験しましたが、今、二人の母となり、「ただいま」「おかえり」と言える環境がどんなに幸せなことなのか、家族時間の大切さを実感しています。
子育て真っ最中
今年は、長女が幼稚園を卒園、卒園児のアルバム制作を担当させてもらいました。例年はお母さんたちから写真を集めて制作していたのですが、私はカメラの技術をあげたく勉強のために自分で撮影し編集。今、60ページの大作の仕上げ段階です。また、「お母さん業界新聞リアルドラクエ版」という「わたし版」※も書いています。毎月、子どものこと、家族の時間を整理でき良いこと尽くし。テンプレートを娘にもつくり一緒に書いていますが、それを読むだけで、彼女が何を考えているのかがわかり、いいコミュニケーションにつながっています。
これからの夢
元々はアウトドア派。小さい頃、父が改造した車で寝泊まりしキャンプをしていました。その時に食べたカップラーメンの味は格別!キャンピングカーで家族と放浪しながら家族の記録を文字や写真で形にしていくお手伝いをして、家族時間の大切さを伝えていきたいと思っています。
【編集後記】
子どもの頃の寂しかった記憶とお母さんの言葉。「お母さんの分も幸せになる」と貴重な話をしてくれた福元さんに感謝の時間でした。子どもたちの成長はあっという間。あるようで今しかない家族時間、大切にしていきたいですね!
次回のお母さんが夢を語るルームは…
4月1日 21時~
お母さんが夢を語るルーム38
熊本県荒尾市在住、2児の母 ダブルケアの啓蒙や啓発活動をしている黒崎麻子さん。
4月8日21時~
お母さんが夢を語るルーム39
埼玉県在住、2児の母 山﨑恵さん
湯番 池田彩
※「わたし版」とは、お母さん大学のプロジェクト。自分の子育てをペンを持ち、自分の言葉で綴る、月に一度の未来のわが子へのレポート。
わたし版はこちら→https://www.okaasan.net/category/hyakumanboriki/chiikiban/
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