柳川市にプレイパーク(冒険遊び場)をつくること
【百万人の夢宣言〜お母さんが夢を語るルーム24〜】
徳久裕美さんの夢は「柳川市にプレイパーク(冒険遊び場)」をつくること
小3(男)、小1(男)、年少(女)の3児のお母さんでもあり、幼稚園教諭でもあり、プレイワーカーとしても活躍中の徳久裕美さん。現在は、柳川市の子育てアドバイザーとして働きながら、外遊びの大切さを伝えています。夢は「近場に常設のプレイパークをつくること」。自然遊びを通して、生きる喜びを育める場所をつくりたいと、次のように語ってくれました。
幼稚園に勤務している頃から、枠にはめる教育の仕方に疑問を感じていました。行事や発表会など、やりたい子もいるけれど、やりたくない子もいる。けれど、幼稚園では、やりたくない子にも、やらせないといけない。
皆さんは、「鬼ごっこは遊びだと思いますか?」。PLAY FUKUOKA 代表理事の古賀 彩子さんの話に、鬼ごっこをしたい子もいるけれどしたくない子もいる。やりたいと思ってない子にとって、ハイ、鬼ごっこやるよーと強制的に始められた鬼ごっこは、「遊ぶこと」にはならない、という話があり「遊び」について考えるようになりました。
プレイパークとは、ケガと弁当は自分持ち。子どものA(あぶない)K(きたない)B(ばかばかしい)を大事にしている冒険遊び場です。自分自身がやりたいことを満足いくまで意欲的にやれる場所。危ないかどうかも、子どもが自分で考えることで、危険察知能力を培うことができると言われています。
今、公園に行ってもあれもダメこれもダメ、ボール遊びもできないなど禁止事項が多い。心から子どもたちが楽しめる場所が地域でなくなっています。幼児期、一番生きる土台を育む時期に、心から楽しむことを知らずに育つ子も多いのではないでしょうか。
外遊びは赤ちゃんからできます。土や水を触ったり、風を感じたり。五感で自然を感じることができます。子どもが何を見て何を感じるのか、子どものキラリと目が光る瞬間を感じてほしい、生きるって楽しいを一緒に親も感じてほしいと思っています。
私は子どもが外遊びをしている中でキラリと光る瞬間を見るのが大好きなので、まずは月に1回からでもいいので、子どもたちが自由に行くことができる場所に、見守るプレイリーダーもいて、地域の子どもたちと一緒に、楽しみを共有できる遊び場をつくりたいと思っています。
徳久さんのお話を聞き、自分たちの地域にもプレイパークがあったよといろいろな情報が寄せられました。「平日と土日、隔週で運営されていたよ」「ご年配の方も入っていたので、子どもたちにも新鮮だった」「親も子も仲良しのグループができていて、ちょっと入りづらく、1回しか参加しなかった」「木材とのこぎりの体験ができてよかった」などなど。これからスタートするにあたり、いろいろ参考になりそうですね。
外遊びの大切さ、遊び場の少なさは私も切に感じているところ。どんな環境の子どもでも、思いっきり遊べる、遊びの楽しさを知る機会をつくっていきたいですね。
湯番 池田彩
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11月26日(金)21時〜
大阪在住、MJプロでもある積山礼子さんです。
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