アルバムつくりは母を感じる時間
写真を撮る機会はあっても、なかなかプリントアウトして保存している方は少ないのではないかなと思います。
第1回アルバムの湯では、参加してくれた方の「アルバム」話を聞きました。
「アプリを使ってフォトブックをつくる」
「動画にしている」
「誕生日にラミネートにして渡している」
という声もありましたが、
ほとんどの方は写真をスマホやパソコンのフォルダに入れたまま。
その理由は、
「写真がありすぎて選びきれない」
「アルバムがかさばるので置き場所に困る」
「まとまった時間がないとつくれないので、気合も必要」
といったもの。
でも、きっとそれは、子どもの写真はどんな写真も残しておきたいというお母さんの気持ちからなのではないでしょうか。
それならなおさら、
子どもや家族の写真を、飾ってもらいたいと私は思います。
8月21日に開催した「第2回アルバムの湯」では、
夏休みの特別企画「思い出の1枚をつくろう」として、
簡単にできて、かわいくデコレーションできる飾りのつくりかたを紹介しました。
好きな材料を集めて、折り紙で飾ったり、シールを貼ったり。
最初はサンプルと同じように、慣れてきたらアレンジも楽しめます。
アルバムをつくっている時間は、私にとって母を感じる「母時間」。
子どもたちの事を思い、1枚1枚に想いを込めて貼り、
できた時の達成感を味わう。
今の娘たちにとってはなんてことのないアルバムだけど、
数年経ってから見返したときに、
つくってもらえてよかったと思ってくれることを願って…
なかなか自分ではつくらないけど、
誰かと一緒につくることでカタチになる。
その「時間づくり」になればいいなぁと思っています。
たった一枚の写真から広がるストーリーをみんなでシェアしたり、
こんなアルバムの整理方法があると紹介したり、
写真にまつわるさまざまな時間を重ねていきたいと思います。
湯番 田村由佳利
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